No.542

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【癒しのことば】Vol.542 2004/9/16       

  総発行部数:13,491部

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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばをお届けします。
                         月~金曜日 毎日配信
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 「喜びを人に分かつと喜びは二倍になり、
  苦しみを人に分かつと苦しみは半分になる」

                 -- ティートゲ(ドイツの詩人)--

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 たとえば、ふたり乗りの自転車で道を走っていると思ってください。

 いちばん楽しいのは、ふたりで協力してペダルを踏んで進んでいくことです
 よね。

 苦しい上り坂に出会ったとしても、お互いががんばって力を出しあえば、ひ
 とりのときよりも楽に登ることができます。
 そして、坂道を下るときには、ふたりで一緒に楽しむことができます。

 ところが、
 「自分ばかりが自転車をこいで、あの人はあまり力を出していない」
 などと不公平に思えてきたとしたら、一生懸命にペダルを踏むのがバカらし
 くなってきますね。

 だからといって、足の力を抜いてみれば、自転車のスピードが落ちるだけで
 すし、相手も同じことを考えたとしたら、いつかは走ることさえできなくな
 ってしまうでしょう。

 「相手の方が力があるから」
 「私は、こんなに疲れているのだから……」

 といったことを考えても同じです。

 そんな動機で、こちらが楽をしようとすると、相手も同じことを考えて、う
 まく自転車を走らせることができないでしょう。
 
 たとえ、相手が献身的で、ふたりぶんの仕事を引き受けてくれたとしても、
 どこかに負い目を感じることになり、バランスがいいとではありません。
 それに、どちらか一方が犠牲になるような関係は、いつかは崩れてしまうこ
 とになってしまいます。

 「相手が何もしてくれない」
 「ふたりが公平に、自転車をこぐべきだ」
 「いつも私が、損ばかりしている」
 
 そんなことを気にしたり、こだわったりしてしまうこともあるかも知れませ
 んが、少し立ち止まって、思いだしてみてください。

 そもそも、どうしてふたり乗りの自転車に乗ることにしたのか。
 なぜ、その相手と、今、こうして自転車を走らせているのか。

 ……それは、一緒に楽しみたかったし、よろこびを感じたかったから、もっ
 と充実した関係を築き、幸せを手に入れたかったからだったはずですよね。

 そして、それは、今も、あなたが強く望んでいることなのではないでしょう
 か。

 ふたり乗りの自転車とは、恋人、夫婦、友人、家族、そんな関係だと思って
 ください。
 あるいは、仕事や会社との関係、この世界との関係、自分自身との関係と考
 えてもいいでしょう。

 どんな関係であっても、もっと良好にしていきたい、お互いがさらに向上し、
 幸福になりたいと思ったからこそ、今、目の前にあるのでしょう。

 どちらが得をしているとか、損をしているとかを考える必要はありません。
 憎しみあっているとか、過去にわだかまりがあって、どうしても許すことが
 できないというのも幻想なのでしょう。

 あなたが、できる最高にステキなこと。
 それは、ただ、ふたり乗り自転車のペダルを、自分ができる精一杯の力で踏
 むことです。

 相手が協力してくれないとか、自分には力がなくて、相手に迷惑をかけてい
 るなんかは、今は、考えなくてもいいじゃないですか。

 ただ、自分ができることをして、楽しいことがあれば、それを誰かまわりの
 人にも分けてあげる。

 苦しいことがあるのなら、自分の胸のなかだけにしまっておかずに、誰かに
 打ち明ける。
 誰かが苦しんでいるのなら、それも、自分ができる範囲で受け止めてあげる。


 自分が一生懸命に自転車をこいでいれば、相手にもそれが伝わって、一生懸
 命にペダルを踏んでくれるでしょう。

 あなたが楽しんでいれば、あなたの大切な人も、生きることを楽しむことが
 できるのですよね。
 
 今日は、そんな世界を広げていきましょうよ。

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このページは、shinが2004年9月16日 11:39に書いたブログ記事です。

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