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【癒しのことば】Vol.538 2004/9/10
総発行部数:13,502部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばをお届けします。
月~金曜日 毎日配信
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「怒りは無謀をもって始まり、後悔をもって終わる」
-- ピタゴラス(ギリシアの哲学者・数学者)--
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仕事でも、ゲームでも、趣味でも、自分が「こうならなければならない」と
思っていることが、そうならないと、頭のなかが混乱して、いろいろな感情
が出てきます。
・十分達成可能だったはずの目標に、あとわずかで届かなかった。
・いつもは簡単にできることが、思わぬトラブルが起きて失敗した。
・ある人のためを思って、一生懸命に助けてあげたのに、感謝されるどころ
か邪魔者扱いされた。
はじめは、「できるかどうかわからない」と思えた難しいことでも、何とか
目処がついて、何とかできそうだと思ったようなときも同じですよね。
「こうなるべきだ」「こうあらねばならない」はずのものが、思い通りにな
らなかったとしたら、頭のなかは無意識のうちに、何とかして、その正当な
理由を探し出そうとしてパニックになってしまいます。
そして、こんな結果になったのは、何かが間違っていたからだとしか結論を
出せなくなり、次には、何が悪かったのか、誰が問題なのかをみつけようと
するのです。
たいていの場合は、原因や犯人は、自分の外にいることが判明します。
「あの人が邪魔をしたから、失敗したんだ」
「どうして自分だけが、こんな扱いをされなければならないんだ」
「私は精一杯がんばった。悪いのは、すべてあいつだ」
そう考え出すと、それを証明する証拠はいくらでも出てきます。
すると、ますますその相手に対して、強い感情が沸いてくるのです。
もちろん、その感情とは、『怒り』です。
『怒り』を抱えたままにしていると、それはやがて『恨み』へと変わり、
誰も自分をわかてくれないと、強い『敵意』を感じるようになります。
その問題の本当の原因は、どこにあったのかは別として、いつまでも、その
出来事を受け容れられずにいると、さらに『罪悪感』を持ったり、『憂鬱』
を感じるようになってしまい、最後には『無力感』にとらわれるというよう
に、感情は流れていきます。
人によっては、問題はすべて自分にあると考えてしまいますが、この場合は、
『怒り』よりも、自分を責めて『悲しみ』を感じることが多いようです。
『悲しみ』の次は『罪悪感」、そして、『無力感』に襲われ、何もやる気が
しなくなってしまうのです。
大事なのは、そんな悪循環を創り出したのは、『悪いの○○だ』という考え
方なのだということです。
思い通りにならない出来事が起こったとしても、そんな考え方をしていなけ
れば、『怒り』も『悲しみ』という感情もなかったはずですよね。
確かに、いくら考えても、原因はその「何か」や「誰か」にあるようにしか
思えないかも知れません。
それを証明する証拠も、いくらでもみつけることができるかも知れません。
でも、感情の悪循環を招くような「犯人探し」や「証拠集め」をしても、あ
まり意味があることではないでしょうね。
そこでひとつ提案したいのが、「おかげ探し」とその「証拠集め」というも
のです。
もしも、思うようにいかないことがあって『怒り』や『悲しみ』を感じそう
になったら、心のなかで、こんなふうに言ってみます。
「今、起こっていることには、すべて自分にとって意味があるんだ」
神様でもいいし、宇宙でもご先祖さまでも、大自然でもいい。
誰かが、自分のために、必要なときに必要なことを気づかせるために、この
出来事を与えてくれていると考えます。
何か、誰かの「おかげ」で、今、こんなチャンスが目の前にあるのだ。
信じられないとしても、とにかく、誰のおかげだろうと「おかげ探し」をし
て、そのための証拠を集めてみるのです。
「そういえば、ちょっと調子に乗って無理をしすぎていたようだ。
少しは休めということかな」
「困難な状況になったけど、ここで自分の力が本当に試されるのだ」
「いろいろ勉強して、次は、もっとうまくいく方法をみつけよう」
ほら、そんなことを教えてくれていたようですね。
証拠は、いくらでもみつかるでしょう。
そんな気持ちで、起きた出来事に立ち向かっていけば、どんな困難なことで
も乗り越えられるし、そこからたくさんのことを学べます。
考え方を変えるだけで、現実だって変化するのですね。
感情の良循環を呼ぶ「おかげ探し」
『意欲』と『喜び』を手に入れ、『元気』になる秘訣です。

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