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【癒しのことば】Vol.537 2004/9/9
総発行部数:13,513部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばをお届けします。
月~金曜日 毎日配信
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「陽気でいることが、肉体と精神の最上の健康法である」
-- ジョルジュ・サンド(フランスの小説家)--
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目を閉じて、頭のなかで100円硬貨を思い描いてみてください。
……というと、たいていの人は、「100」という数字がある面をイメージする
ようです。
なかには桜の花が刻印されている面を思い出す人もいるかも知れませんが、
どちらにせよ、ひとつの面のイメージだけを考える人がほとんどでしょうね。
でも、100円硬貨には、数字と花のふたつの面があります。
両方があって、はじめて100円硬貨だということになります。
「そんなこと、言われなくてもわかっているよ!」
そう思った人もいるでしょうが、言われてはじめて再認識する人だって多い
のではないでしょうか。
ちなみに、硬貨は、どちらの面が表でどちらが裏かという規定はされていな
いそうです。
ところが、私たちは、勝手に数字が書いてある方(あるいは桜の花の面)が
表だと思い込んで、100円硬貨というと、無意識にその面だけを思い浮かべて
しまっているようですね。
あなたは、どんなときに「幸せ」を感じるでしょうか。
志望校に合格したとき、はじめての給料、マイカーを手に入れたとき、愛す
る人との結婚式……
思い返してみれば、そのときは苦労の末、がんばって「幸せ」をつかんだよ
うな気もしますが、いつも長続きしなかったようにも思っているのではない
でしょうか。
学校へ入れば、たくさん勉強をしなければならなかったし、仕事がきつい割
にはなかなか昇給しない不満を感じたりするようにもなったかも知れません。
また、無理して買った車のローンで、小遣いが減ってしまったり、結婚生活
が、思い描いていたものと違っていたり、ということもあったでしょう。
『幸せはなかなかやってこないし、長くは続かないものだ……』
いつしか、それが真実だと思い込んでしまっていたとしても不思議はないで
しょうね。
実際に、その通りだと信じている人も多いようです。
だけど、よく考えてみてください。
目指していた学校へ入ることができただけで終わるのではなくて、いろいろ
勉強したから、それが人生の糧にもなっているはずでしょう。
昇給に不満を感じるくらい、仕事で成果を出すように努力したことが、自分
の能力を向上させたのですね。
無理して手に入れた車だからこそ、大事に乗っていたし、結婚相手との考え
方や習慣の違いが、視野を広げてくれているのかも知れません。
本当の幸せは、もっと深いところに存在しているのではないでしょうか。
けっして、硬貨の一面だけを見つめている必要はありません。
『いつも幸せはここにある。
苦しいことは長くは続かないし、そのなかにもよろこびはある』
そんな面だってあるのです。
私たちは、どちらの面を見るかを選ぶことができます。
たまには『幸せはなかなかやってこない』という面を見てしまうこともあり
ますが、それだって硬貨のひとつの面なのですから、それを見ないように隠
してしまうことはありません。
ただ受け容れて、しばらくその辛い感情を味わったら、自分の望む面を向け
ればいいのです。
『いつも幸せはここにある』
その面を見ていれば、いつも気持ちが明るくなるし、身体も元気に満ち溢れ
てくるでしょう。
……そんなときこそが、本当の「幸せ」だって、知っていました?

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