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【癒しのことば】Vol.530 2004/8/31
総発行部数:13,566部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばをお届けします。
月~金曜日毎日配信
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「自分の後ろにあるもの、そして自分の前にあるものは些細なものである。
自分の内部にあるものに比べれば」
-- エマーソン(アメリカの思想家)--
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背筋をピンと伸ばすと、気持ちもシャキっと引き締まります。
それに、まわりからは、気合が入っているように見えて、好感を持ってもら
えるでしょう。
これは、確かなことです。
覚えておくと役に立つ、人間の身体のしくみですね。
でも、たとえば、大事な得意先からのクレーム処理などに行き、気難しそう
相手と話をしているような場面を考えてみてください。
それも、どう考えても自分に落ち度はないはずなのに、一方的に責められて
いる。
自分にとって、何の意味もないように思われてしまうこの瞬間、気を引き締
めるため仕方なしに、背筋を伸ばさなければならないでいるとしたら、こん
な苦痛はないでしょう。
……と思えば、同じ状況にいても、何とかこの難しい相手に誠実に対応して、
うまくクレームを処理したい。
できれば次の取引にもつなげて行きたい、と心に決め、気合を入れるために、
エイッとばかりに背筋を真っ直ぐに伸ばすのなら、どんどん力が湧いてくる
ような気がするでしょうね。
まったく同じ状況、同じ立場にいて、同じことをしていても、心の持ち方に
よって、自分を消耗させる苦しい時間を過ごすか、前向きに力を生みだすと
きになるか、結果は、全然違ってきてしまいます。
その時間が、無駄になってしまうか、大きな意義を持つことになるか、と言
い換えてもいいですね。
よく、口グセのように、
「こんな仕事はしたくないんだけど、生活のために、仕方なくやっているん
だ」
「本当は、やりたいことがあるんだけど、自分にはまだ無理だから、今は、
別のことをしている」
などと言っている人がいますが、それが本心だとしたら、きっと今の仕事を
している時間は、苦痛でいっぱいの無駄な時間になっていることでしょう。
ポーズとして、言っているのだとしても、何度も口に出しているうちに、本
当のことになってしまうかも知れませんよ。
なぜなら、心がいつも、『自分が望んでいないこと』に向いているのですか
ら。
今、自分がやっていることに対して、「こんなことはやりたくない」「私に
は他にやりたいことがある」「こんなこと意味がない」、などと思いながら
取り組んでいるとしたら、それは、いつも『自分が望んでいないこと』をや
らなくてはならないことになり、辛い時間になってしまいます。
覚えておいてくださいね。
『今の自分の思いや態度が、自分の未来を創る』のです。
何をやっている、やっていない、という問題ではありません。
本当にやりたいことがあるのだけど、事情で、今はできていないのなら、それ
はそれでも構わないでしょう。
ただ、心を、「自分が望まない方」ではなく、「自分の望む方」へ向けてい
ればいいのです。
そうすれば、何をやっていても、今、目の前にあることのなかに、意味のあ
ることを見つけることができるはずです。
今まで自分がやってきたこと、そして、今、やろうとしていること。
それがたとえ、充分満足できるものではないといしても、「大したことはな
い」と言ってしまえば、それまでです。
でも、心の方向を、少し定めるだけで、どんな小さなことでも、今までやっ
てきたこと、今、やっていることとても大切な要素になるのです。
それが、すばらしい自分の未来を創るのです。
さあ、「やってやろう!」と、自分の意思で背筋を伸ばして、今日も、前に
向かって一歩ずつ進んでいきましょうよ。

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