2004年8月アーカイブ

No.530

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【癒しのことば】Vol.530 2004/8/31       

  総発行部数:13,566部

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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばをお届けします。
                          月~金曜日毎日配信
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 「自分の後ろにあるもの、そして自分の前にあるものは些細なものである。
  自分の内部にあるものに比べれば」

               -- エマーソン(アメリカの思想家)--

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 背筋をピンと伸ばすと、気持ちもシャキっと引き締まります。

 それに、まわりからは、気合が入っているように見えて、好感を持ってもら
 えるでしょう。

 これは、確かなことです。
 覚えておくと役に立つ、人間の身体のしくみですね。
 
 でも、たとえば、大事な得意先からのクレーム処理などに行き、気難しそう
 相手と話をしているような場面を考えてみてください。

 それも、どう考えても自分に落ち度はないはずなのに、一方的に責められて
 いる。
 自分にとって、何の意味もないように思われてしまうこの瞬間、気を引き締
 めるため仕方なしに、背筋を伸ばさなければならないでいるとしたら、こん
 な苦痛はないでしょう。

 ……と思えば、同じ状況にいても、何とかこの難しい相手に誠実に対応して、
 うまくクレームを処理したい。
 できれば次の取引にもつなげて行きたい、と心に決め、気合を入れるために、
 エイッとばかりに背筋を真っ直ぐに伸ばすのなら、どんどん力が湧いてくる
 ような気がするでしょうね。

 まったく同じ状況、同じ立場にいて、同じことをしていても、心の持ち方に
 よって、自分を消耗させる苦しい時間を過ごすか、前向きに力を生みだすと
 きになるか、結果は、全然違ってきてしまいます。

 その時間が、無駄になってしまうか、大きな意義を持つことになるか、と言
 い換えてもいいですね。


 よく、口グセのように、

 「こんな仕事はしたくないんだけど、生活のために、仕方なくやっているん
  だ」

 「本当は、やりたいことがあるんだけど、自分にはまだ無理だから、今は、
  別のことをしている」

 などと言っている人がいますが、それが本心だとしたら、きっと今の仕事を
 している時間は、苦痛でいっぱいの無駄な時間になっていることでしょう。

 ポーズとして、言っているのだとしても、何度も口に出しているうちに、本
 当のことになってしまうかも知れませんよ。

 なぜなら、心がいつも、『自分が望んでいないこと』に向いているのですか
 ら。

 今、自分がやっていることに対して、「こんなことはやりたくない」「私に
 は他にやりたいことがある」「こんなこと意味がない」、などと思いながら
 取り組んでいるとしたら、それは、いつも『自分が望んでいないこと』をや
 らなくてはならないことになり、辛い時間になってしまいます。


 覚えておいてくださいね。

 『今の自分の思いや態度が、自分の未来を創る』のです。

 何をやっている、やっていない、という問題ではありません。
 本当にやりたいことがあるのだけど、事情で、今はできていないのなら、それ
 はそれでも構わないでしょう。

 ただ、心を、「自分が望まない方」ではなく、「自分の望む方」へ向けてい
 ればいいのです。

 そうすれば、何をやっていても、今、目の前にあることのなかに、意味のあ
 ることを見つけることができるはずです。


 今まで自分がやってきたこと、そして、今、やろうとしていること。
 
 それがたとえ、充分満足できるものではないといしても、「大したことはな
 い」と言ってしまえば、それまでです。

 でも、心の方向を、少し定めるだけで、どんな小さなことでも、今までやっ
 てきたこと、今、やっていることとても大切な要素になるのです。
 それが、すばらしい自分の未来を創るのです。

 さあ、「やってやろう!」と、自分の意思で背筋を伸ばして、今日も、前に
 向かって一歩ずつ進んでいきましょうよ。

No.529

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【癒しのことば】Vol.529 2004/8/30       

  総発行部数:13,564部

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 「いつも楽しく暮らすよう心がければ、
  外的環境から完全に、あるいはほとんど解放される」

             -- スティーブンソン(イギリスの小説家)--

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 昔、昔、中国でのこと。

 国境の塞(とりで)近くに住んでいた老人の馬が、どこかへ逃げていってし
 まうという事件がありました。 
 老人は、その馬をとても大事にしていたのです。

 近所の人々は、「残念でしたね」「不幸な目に遭われて、大変ですね」など
 と口々に慰めのことばをかけましたが、老人は、「いいや、これは良いこと
 になるかも知れない」と、平然としています。

 なるほど老人が言ったとおり、しばらくすると馬が戻ってきました。
 それも、別の立派な馬を何頭も、一緒に連れてきたのです。

 人々は、「これは、本当に良いことになりましたね」と祝福しました。

 ところが、今度は老人は苦笑しながら言います。
 「いや、これは悪いことになるかも知れんな」

 案の定、新しい馬を気に入って乗っていた老人の息子が、落馬して、足の骨
 を折る大ケガをしてしまいました。

 近所の人たちは、「とんだ災難に遭われましたな」と、お見舞いに集まりま
 すが、老人は、「いや、これは福になるに違いない」と答えます。

 やがてその地方に戦争が起こり、老人の周りの若者たちは、兵隊として駆り
 出され、多くの者が命を失うことになりました。
 
 老人の息子だけが、足のケガのおかげで戦場へいくことを免れ、命が助かっ
 たということです。


 ……これは、ご存知「人間万事塞翁が馬」という故事成語の元になったお話
 で、『淮南子』に載っているものです。

 良いと思ったことが、不幸に結果になり、災難に思えたことが幸運にもなる。
 人生は、このように予測がつかず、一筋縄ではいかないということを教えて
 くれているようですね。

 というよりは、生きていくうえでは、さまざまな出来事に出会いますが、そ
 れに対して勝手に、「良いこと」「悪いこと」と判断して、一喜一憂してい
 る私たちを戒めているというのが本当なのかも知れません。

 「出来事」はあくまでも、ただの「出来事」に過ぎず、良くも悪くもないの
 に、人それぞれ勝手に判断して、喜んだり、悲しんだりしているのです。

 自分で勝手に作り上げた、ありもしない「幸福な出来事」「不幸な出来事」
 に振り回されてしまっているのですね。


 たとえば、2つの選択肢があって、どちらかを選ばなければならない状況に
 なったとします。

 私たちは、選んだ方の結果を見て、「うまくいった」「失敗だった」と判断
 しますが、これだって、やっぱり自分で勝手に判断しているのかも知れませ
 ん。

 参考までに、どちらを選んでも「失敗」になる方法を、お教えしましょうか。

 それは、自分の選んだ方の結果よりも、選ばなかった方ばかりを気にしたり、
 執着したりするというものです。

 たとえ、選んだ方の結果が、満足いくものであっても、とてもダメだと思っ
 ていたとしても同じです。

 もし、もうひとつの選択肢を選んでいたら、もっといい結果になっていただ
 ろう、と思うのなら、自分の選んだ方は失敗になってしまいます。

 仮に、別の方を選んでいたら、もっと惨めな結果に終わるとわかったとして
 も、それを気にして「選ばなくて良かった」「選んでいたら大変だったろう
 な」などと気にするのなら、それだって「失敗」になる可能性があります。

 だって、そんなことが気になるということは、「今回は、たまたまうまくい
 ったけれど、次はどうなるかわからないぞ……」、と自分を脅しているよう
 なものなのですから。

 これでは、どんな結果でも、とても楽しめるものではありません。

 では、どちらを選んでも「うまくいく」方法も、お伝えしましょうね。

 もうおわかりの方も多いと思いますが、「自分が選んだことを尊重し、責任
 を持つ」ということです。

 「責任を持つ」とは、ちょっと大げさですが、つまり自分が選んだことを、
 誰かや何かのせいにせずに、結果をそのまま受け止めるということです。

 結果が、満足いくことならば、ただそれを充分楽しめばいいのですし、あま
 り納得のいかないものだったとしたら、そこから気づくことや学べることを
 しっかりと見つけ、次のチャンスに生かしていけばいいのです。

 「もし、~だったら……」そんなことは気にして、時間を無駄にしなくても
 いいのです。

 「幸せな出来事が起こらないと幸福になれない」、そんなこともありません。

 人間万事塞翁が馬

 どんな出来事で出会おうとも、どんな環境にいようとも、自分が楽しく生き
 ようと選んだのなら……
 
 今までも、そしてこれからも、私たちは、いつも最高に幸せだったし、本当
 に楽しく生きることができるのですよね。

No.528

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【癒しのことば】Vol.528 2004/8/27       

  総発行部数:13,533部

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 「どれほど苦しいかではなく、どれほどの喜びを感じるかが肝心なのです」

            -- エリカ・ジョング(アメリカの小説家)--

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 流れ星を見つけたとき、消えるまでに3回願い事を唱えれば、その願いは叶う
 と言われていますね。

 ただの迷信や言い伝えだという人も多いと思いますが、実は、これには根拠
 があるということを聞いたことがあります。

 流れ星には、いつ出会うかわかりません。
 しかも、見つけてから消えてしまうまで数秒ほどですよね。

 そんな咄嗟でわずかな時間に、願い事を3回言うことができるのは、ふだんか
 ら自分が望んでいることを、はっきりと意識している人ということになるは
 ずです。

 その人の心は、いつもその願い事に向いているでしょう。
 ちょっとした情報でも敏感にキャッチできますし、常に、願いを実現するチ
 ャンスを探そうとしているでしょう。

 つまり、その人は、早かれ遅かれ、自分の願っていることを実現することに
 なるのです。
 
 だから、流れ星を見つけたときに、3回願い事を唱えれることができれば、い
 つかは必ず、その願いは叶うのだということです。


 そう……

 いつも自分が願っていること、見つけようとしていることは、確実にその人
 に引き寄せれることになるようです。

 過去を振り返ってみると、辛いこと、苦しいことばかりだったと思える人。
 そんな人は、きっと、今も辛くて苦しい生き方をしているのではないでしょ
 うか。

 悲しいことがたくさんあったと思い起こす人は、いつも悲しい出来事ばかり
 が起こり続けているかも知れませんね。
 
 逆に、楽しいことが多かった、うれしい出来事ばかりだった、と思える人は、
 今も、楽しくてうれしいことが起こりやすいでしょうね。

 もちろん、誰にだって辛いこと、悲しいことは起こるはずです。
 それでも、そこから喜びや楽しさを見ることができれば、いつしか、それも
 引き寄せられてくるのでしょう。

 目の前の出来事が、どれだけ苦しいのかではなく、何を学ぶことができるか、
 どれほど喜びを見つけることができるかが大切なのではないでしょうか。

 喜びを見ることができる人。
 その人こそが、本当に幸せな人なのですよね。


 ……幸せな人になるのは、とっても簡単です。

 いつ流れ星を見つけてもいいように、いつも自分が、もっと楽しく生きるこ
 とができるように、もっと喜びを感じることができるように、いつも心に願
 い事を抱いていればいいのだけなのですから。

No.527

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【癒しのことば】Vol.527 2004/8/26       

  総発行部数:13,538部

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 「きのうと同じことを、きょうは繰り返すまい。
  どんな小さなことでもいい。どんなわずかなことでもいい。
  多くの人々の、このわずかなくふうの累積が、大きな繁栄を生み出すので
  ある」

                    -- 松下幸之助(実業家)--

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 自分の部屋が、とても散らかっています。

 毎朝起きるたびに、「なんて汚い部屋だ」と情けなくなってしまいます。

 今日こそは、仕事から帰ったら掃除をしようと決意して家を出ますが、帰宅
 すると疲れていて、それどころではありません。

 次の休日には、絶対に何とかしようと計画をたてても、いざ休みの日になる
 と、面倒だったり、他にしたいことがあったりで、なかなか片付けることが
 できないのです。

 いつかは思い切って、部屋をすべて整理し、キレイに掃除をしてスッキリさ
 せようとは思っています。

 ……でも、今日も、乱雑な部屋を見ながら、ため息をついてしまいます。


 確かに部屋を掃除したり、全部を整理整頓することは面倒だし、時間もかか
 ります。
 「大変だ」という気がして、なかなか手をつけられませんよね。

 けれど、床に落ちている本を一冊拾い上げて、本棚に戻すことくらいは、す
 ぐにできるのではないでしょうか。
 あるいは、机の上のペン立ての位置を直したり、もう用が済んだメモ書きを
 ゴミ箱に入れることだって、今すぐできますよね。

 たったそれだけのことでも、ほんの少しは、気分が違ってくるような気がし
 ませんか。

 もちろん、それはほんの僅かな違いです。
 でも、それが、毎日、あるいは何日かに一回、気がついたときにやり続けた
 としたら、一月後、半年後、一年後には、どう変わっているでしょう。

 きっと、前よりはかなり部屋は片付いているはずですね。
 そして、情けない気分になることもなくなっているでしょう。
 
 それどころか、掃除をすることの気持ちよさを知って、いつもキレイに整理
 しているかも知れません。

 とても大きな変化ですよね。

 散らかった部屋を見ながら、何もできないとあきらめていることはありませ
 ん。
 どんなわずかなことでも構いません。
 自分が望む方向へ向かって、ちょっとした行動を起こして、それを積み重ね
 れば、それが大きな違いを生み出すきっかけになるのです。


 仕事に意味を感じられなくて、毎日、苦しんでいる。
 人間関係で悩んでいる。 
 自分に自信を持てなくて辛い。

 いつかは何とかしたい。
 どこかで変化を起こしたい。
 
 そう思いながらも、なかなか行動を起こせなくて、今日も、ため息をついて
 しまう……

 同じことですよね。

 仕事がつまらないのなら、違った角度から見直してみるために、自分の仕事
 に関する本を読んでみることからはじめてみてはいかがでしょう。
 場合によっては、そこまで行く必要もなくて、まずは本屋さんで、背表紙を
 眺めてみるだけで充分だということもあるでしょうね。

 人間関係で困っているとしたら、たとえば、思い切って挨拶をしてみるとか。
 それが難しいように思えるのなら心のなかで、「こんにちは」とつぶやいて
 みることくらいはできるでしょう。
 
 自分の長所をみつけるために、スポーツでも趣味でもいいから、まずは自分
 が好きなことの勉強をはじめてみるなど。

 はじめから大きなことはできなくても、自分が望む方向を見て、少しだけそ
 こに近づくことはできるはずですよね。

 自分には何もできないと、あきらめることはありません。
 ほんの少しだけ、今、自分ができることをやってみればいいのです。


 まずは、『ほんの少しだけでも、できることをみつけてやってみよう』そう
 心のなかで決めてみましょうか。

 ほら、たったそれだけで、すごく大きな違いが生まれてきたでしょう。

No.526

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【癒しのことば】Vol.526 2004/8/25       

  総発行部数:13,646部

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 「大きな苦しみから
  わたしは小さな歌をつくる」

                   -- ハイネ(ドイツの詩人)--

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 飲み終わったジュースのペットボトル。
 買った商品の包装紙。
 読んでしまった雑誌。


 「もう、こんなもの必要ない!」
 そう思って捨ててしまえば、それはただのゴミです。
 
 少なくとも、捨てた人にとっては、もはや何の意味もなく、忘れ去られてい
 くものとなってしまいます。

 そしてまた、新たなゴミを買い、捨て続けるということを繰り返すでしょう。
 それ以上のことはありませんし、それ以下のこともありませんね。

 でも、リサイクルできるように、キチンと選別するように心がければ、出す
 ものは資源になります。

 どんな形で再生されるのか、どう再利用されるのかにまでを気にかけるとし
 たら、それはもう資源以上の意味を持つようにもなりますね。

 当然、資源問題にも関心が広がり、地球規模の大きな視野で考えるようにな
 るでしょう。
 さらに、どうすれば、ムダを省けるか、貴重な資源を守るために、自分がで
 きることは何かということにも思いは届いていくはずです。

 確かに選別したり、資源の再利用を考えるのは面倒なことかも知れません。
 だけど、それが、ただの『ゴミ』と再利用できる『資源』を分ける違いにな
 るようです。


 私たちの人生でも、日々、さまざまな出来事と出会い、いろいろな経験を繰
 り返します。
  
 うれしいこと、楽しいことばかりではなく、辛かったこと、嫌な思いをした
 ことも、たくさんあるでしょうね。

 なかには、思い出したくないこともあるでしょうが、「もう、こんなものは
 いらない」と、見えないところに捨て去ってしまっては、その経験は、ただ
 のゴミにしかならないでしょう。
 
 ひょっとしたら、大きな意味があってそんなつらい経験をしたのに、必要
 なことを学ばないままで捨ててしまうのならば、また、同じようなことに何
 度も出会うことになるかも知れません。

 いらないものをいつまでも持っている必要はありませんが、少しだけでもそ
 こから何かを学び取ろうという気持ちを持ったり、自分にとってどんな意味
 があったのかを振り返ってみたりするだけで、後の人生に、大きな違いが生
 まれてくるのではないでしょうか。

 本当は、どんな経験だって、『ゴミ』なんかではなくて、これからの人生に
 役立つ立派な『資源』になるのです。

 そして、それが、自分の人生にとってムダを省き、意味を持つことにトライ
 していこうという気持ちを生み出しますし、さらに良く生きるためには、
 どう『資源』生かしていけばいいかということにも思いを馳せることもでき
 るでしょう。


 そう……
 今日、あなたが出会った、辛い経験。
 
 もちろん、それも大きな意味があるのです。
 
 きっと、明日には、とても美しい歌になって、あなたの人生を彩ってくれる
 のですから。

 今よりもっと、大きくなるために……

No.525

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【癒しのことば】Vol.525 2004/8/24       

  総発行部数:13,713部

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 「幸福になるのは、自分の好きなものを持っているからであり、
他人がよいと思うものを持っているからではない」

          -- ラ・ロシェフコー(フランスのモラリスト)--

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 以前にも書いたことがありますが、昔、合気道をされている方に教えていた
 だいたことです。

 よかったら、相手をみつけて、次のようなことを試してみてくださいね。

 まず、ひとりが、「気をつけ」の姿勢をしたまま、真横に腕を持ち上げます。
 そのとき、手のひらを上に向けて、腕を真っ直ぐに伸ばすようにしてくださ
 い。
 
 もうひとりは、両手でその腕をつかんで、肘のところで曲げるように力を込
 めます。
 
 腕を伸ばしている人は、曲げられないように抵抗します。

 どうでしょうか。
 よほど腕力の差がある場合は別として、いくら力を込めて腕を伸ばして、が
 んばっていても、きっとすぐに曲げられてしまうでしょう。

 面白いことに、曲げられないように抵抗すればするほど、腕を掴んでいる人
 にも、知らず知らずに熱が入って、どんどん力をかけていくことになります。
 絶対に曲げてやるぞという気になってくるようです。

 力が拮抗しているときなどには、ふたりとも疲れきって、息が荒くなってし
 まうこともあるのです。

 次に同じ人が、もう一度、同じような姿勢で腕を伸ばしますが、今度は、曲
 げられないようにがんばるのではなく、こんなことを思ってみてください。

 立っている自分の両足は、どっしりと大地に根付いていて、地球の中心から
 光の線が入ってきて、それが、身体を通り、伸ばした腕から指先を通り抜け
 ている。
 ずっと遠くの方まで、光が伸びていっている……

 そして、もうひとりは、その腕を曲げようと思いっきり力をかけてみます。

 すると、先ほどとは違い、不思議なことに伸ばした腕はビクともしないので
 す。
 少々力の差があっても、なかなか腕は曲がらないでしょう。

 興味深いことに、光をイメージしながら腕を伸ばしている人は、まったく疲
 れることはありません。
 人によっては、腕を曲げられようとしていることさえ気にならないと思える
 こともあるようです。

 腕を曲げようとする人も、何だか気が抜けてしまって、あまり力が入らなく
 なってしまうことも多いのです。


 教えてくれた方は、こんなことを言っていました。

 「人は、無理をしてがんばっていると、とても疲れてしまう。
  ただ自分自身でいるときに、いちばん強い力を出すことができるのです」


 こんな目標を叶えたい。
 こんな人になりたい。
 人のために、こんなことをやりたい。

 毎日がんばっているのに、こんなに一生懸命に努力しているのに、なぜか疲
 れてしまう。

 そんなときには、ちょっと振り返ってみてくださいね。

 その目標や目指していることは、すばらしいことなのでしょう。
 そして、いつかは手にすることができるものなのでしょう。

 でも、それは、今のあなたにとって、やりたいことなのでしょうか。
 本当に、あなたの魂が喜ぶことなのでしょうか。

 思い出してくださいね。
 あなたは、あなたらしく生きているときが、いちばん大きな力を発揮するこ
 とができるのです。

 がんばることは大切ですが、無理ばかりせずに、ときには、自分の好きなよ
 うに生きてもいいのですよ。

No.524

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【癒しのことば】Vol.524 2004/8/5       
 総発行部数:13,206部

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 「失敗は落胆の原因ではなく、新鮮な刺激である」

            -- サン・シモン(フランスの社会主義者)--

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 自転車を、点検してもらうことにしました。
 長年愛用していて、ほとんど毎日乗っている自転車です。
 
 少し前から、ギーギーとおかしな音がしていたのですが、気にせずそのまま
 乗り続けていました。

 そのうち、タイヤが回るたびに、何かに引っかかるような感じがでてきたの
 です。

 それでも、オイルを注したり、錆止めスプレーをかけたりして、何とか走ら
 せていたところ、とうとうガリガリと大きな音がしだして、イヤな感触も感
 じられるようになってしまいました。

 無理すれば、まだ大丈夫という気もしましたが、とりあえず近所の自転車屋
 さんへ持っていくことにしたのです。

 店のお兄さんは、自転車を見るなり、こういいます。

 「あ、これはもうダメですね。
  前輪を支えるスポークが、かなり折れたり外れたりしている。

  ホイールごと取り替えるしかないでしょう。

  それにしても、このまま乗り続けていたら、スポークがバラバラになって
  前輪が外れていたかも知れませんよ。
  危ないところでしたね」

 少々異音はしたけれど、さっきまで普通に乗れていた自転車。
 それが、こんなことになっているとは、思ってもいませんでした。

 私は、そんな自転車の状態に気づかず、ほとんど手入れもせずに、毎日酷使
 していたのです。

 聞いてみると、修理をするのも、新しい自転車を買うのも、値段はそう変わ
 らないということです。
 私にとって、自転車は必需品なので、その場で手頃な自転車を買うことにし
 ました。
 
 お店をを出ようとしたときに、片隅に置かれたままの、私の古い自転車が目
 に入りました。

 ずっとがんばってきてくれた自転車に、「今までご苦労さん」と心のなかで
 つぶやきながら、ふと、こんなことを思ったのです。

 「これは、私たちの身体も同じではないだろうか……」

 健康で元気なときには、仕事でも何でも、精一杯がんばれます。
 でも、無理をしたり、休みもとらずに走り続けていると、どこかに少し故障
 が出てくるかも知れません。

 それが、自転車のギーギーという音にあたるのでしょう。

 そのとき、自分の身体の状態に気づいて、適切なケアをするのなら問題はな
 いでしょう。

 でも、私たちは、ついついそんな警告を無視して、さらにがんばり続けてし
 まいます。

 そんなことが重なれば、自転車がガリガリと音を立てたように、身体が悲鳴
 をあげてしまうことになるでしょうね。

 過労で倒れたり、身体のどこかに大きな異常を感じたり……

 それでも人によっては、仕事を休めない、のんびりなんてしていられないと、
 さらに無理を続けることもあるようです。

 そうなると大変ですね。
 自転車なら、いつかタイヤが外れて大ケガをすることになってしまいます。
 そして、人間だったら……

 私たちの身体は、自転車を買い換えるように、簡単に新しくすることはでき
 ませんよね。

 だから、身体は、いろいろな警告を出して気づかせてくれるのでしょう。
 
 「今のままだと、大変なことになるから、仕事や生活、身体の使い方を見直
  してね」

 疲れてだるかったり、風邪をひいて熱が出たり、どうしてもやる気が出なか
 ったり。
 そんな信号を出して、教えてくれているようです。

 また、そんな気づきは、さらに私たちの生活を快適にしてくれたり、新しい
 可能性に目覚めさせてくれるのではないでしょうか。

 人生も、同じなのかも知れませんね。

 失敗、悩み、苦境、問題は、私たちに何かを気づかせてくれるメッセージ。

 今までの生き方を変えたり、自分をもっと大きくさせたり、新しい可能性に
 チャレンジするときだということを教えてくれているのでしょう。

 その問題がなければずっと知ることもなかった、「大切なこと」を教えてく
 れるのです。

 さあ、今、あなたが抱えている問題は、どんな新鮮ですばらしい気づきを与
 えてくれるのでしょうか。

No.523

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【癒しのことば】Vol.523 2004/8/2       
 総発行部数:13,213部

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★『顔心理学入門』ビデオ・DVD発売中!http://www.reiki.jp/kaov.html

   ※本日申し込み分まで3000円。明日(8/3)からは、3200円になります。
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 「生きること、夢見ること以上に重要なことがある。
  それは自分本来の姿に目覚めることだ」

           -- マチャド・イ・ルイス(スペインの詩人)--

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 世の中には、何をやってもうまくいく人もいれば、同じような失敗ばかりを
 繰り返す人もいます。

 また、豊かで幸せに生きている人もいるし、不幸にばかり見舞われる人もい
 ますよね。
 
 あるいは、いつも悩みを抱えている人がいるかと思えば、悩みなどとは無縁
 で、毎日を楽しく過ごしている人たちも多いでしょう。

 実にこの世は、不公平なものに思えます。

 ところが、ある見方をすれば、この世界はとても公平で平等なものだという
 ことができるのです。
 
 だって、誰もが、自分がどんな人生を送るのか、何を手に入れるのかを、選
 ぶことができるのですから。

 そうです。
 私たちが、この世に生まれたときに、どんなことでもできる力を与えられた
 のです。

 重要なのは、この力は、ただ、私たちが選んだことを実現するために働くの
 ですが、その方向については、ポジティブだとかネガティブだとかの判断は
 一切しないということです。

 ポジティブな方向に使われれば、豊かで、心身ともに健康で、円満な人間関
 係を築くという幸福な生き方を手にすることができます。

 でも、力がネガティブな方向に向いていたとしたら、貧しかったり、心身に
 不調和を来たしたりして、不幸な人生を実現することになってしまいます。

 そして、私たちには、この力を、どちらへ向けるかを選ぶ自由があるのです。
 誰でも平等に、どう生きていくかを、決めることができるのです。

 ……というと、
 「そんなことはない。自分で選ぶことができるのなら、誰もネガティブな方
  になど力を向けないだろう。だけど、世の中には、貧しかったり不幸な人
  がいる。やっぱり不公平なんだ」
 という思いを持つ人もいるでしょう。
 
 だけど、もう一度いいます。 
 
 それでも私たちは、自分で自分の人生を決めているし、選んだことを手に入
 れているのです。

 もちろん、意識的に、ネガティブな生き方を選ぶ人は誰もいません。
 ネガティブな方を選んでいる人の多くは、自分でも気づかないうちに無意識
 で、そうなっているようです。

 たとえば、『毎朝、1時間早く起きて、軽いジョギングをすれば健康に良い』
 という話を聞き、自分もやってみようと決めたとします。

 ポジティブな選択ですよね。

 でも、翌朝から実際に行動に移せる人がどれだけいるでしょうか。
 何とか数日はがんばって早起きしても、三日坊主で終わってしまう人も多い
 でしょうね。

 意識では、健康のためにがんばろうと考えているのに、無意識では、「疲れる」
 「もう少し寝ていた方が楽だ」「どうせ長続きはしないんだ」「こんなこと
 やって、何の意味があるんだ?」などと、いろいろな理由を探しては、何と
 かジョギングを回避することを選んでいるのです。

 もちろん力は、その方向へ働くことになります。

 同じように、夢や目標を目指して努力しているのに、なかなか実現しないと
 いう場合も、無意識で、実現しないことを選んで、そこに力を注いでいるの
 かも知れません。

 幸せになりたいのに…
 豊かに生きたいのに……
 もっと充実した人間関係を創りたいのに……

 今、それが実現していないとしたら、どこかで実現しないことを選んでいる
 のでしょう。

 世の中が不公平なのでも、時代や生まれた国が悪いのでも、お金がないから
 でも、才能がないからでも、ついていないからでもないのです。

 意識的にであれ、無意識であれ、自分が選んでいるから、それが実現してい
 るだけのことなのです。

 ……と気づいたからには、これからは、できるだけポジティブな選択をする
 ようにしていきましょう。

 なあに、簡単です。

 自分が何を思っているのか、本当は何をしたいのか、知らないうちに何を選
 んでいたのかを、感じてみる時間を増やしてみればいいのです。

 自分に気づき、自分をよく知ることこそが、豊かな人生の第一歩なのですね。

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