=========================================== http://www.reiki.jp ======
【癒しのことば】Vol.517 2004/7/8
総発行部数:13,221部
======================================================================
※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばをお届けします。
毎週 月・木曜日配信
----------------------------------------------------------------------
「人は望むだけ自由になれる」
-- ジェームズ・ボールドウィン(アメリカの作家)--
----------------------------------------------------------------------
おなかを空かせたネズミの前に、何本かの通路を用意します。
通路の1本だけには、出口にエサが置いてあります。
ネズミは、エサの匂いにつられて、通路に入ったり出たりしますが、やがて
エサがある通路に行き着きます。
同じ場所にエサを置いて、何度か同じことを続けると、ネズミは、もう迷う
ことなくエサがある通路に入っていくようになります。
次に、エサを別の通路の先に置きかえてみます。
ネズミは、すぐに、前にエサがあった通路に入りますが、もちろん、そこに
はエサはありません。
ネズミはしばらく、その通路を行ったり来たりして、エサを探そうとしてい
ます。
でもいつかは、見切りをつけて、その通路を出て行きます。
そして、他の通路に入り、またエサを見つけだしますし、今度は、その通路
をエサのあるところだと記憶するようになるのです。
ネズミの行動は、とても単純なように思えますね。
でも、人間だって、ある意味では、そんなネズミより高級とは言えないよう
ですよ。
なぜなら、エサがないとわかれば、ネズミは、すぐに次の通路を探すために
行動しますが、ときに人間は、ずっと同じ通路に立ち止まっていることがあ
るからです。
「前には、置いてあったんだから、またいつかは出てくるだろう」
「他のところを探したって見つかるかどうかはわからない。だったら、この
まま動かずに待っていようじゃないか」
「知らない通路を通るのは恐ろしい。ここにいれば、いつかはいいことがあ
るさ」
そんな考えが頭に浮かんできて、いつまでたっても、別のところへ行こうと
いう気が起こらないもののようです。
だから、その人は、ずっとそこにいるのです。
きっとそれが、いちばん楽なことなのでしょう。
ネズミが、そんな人を見たら、不思議に思うでしょうね。
エサがほしいのなら、さっさと他の通路へ行けばいいのに、何かに縛り付け
られているように動かないのです。
さらに、その人を縛り付けているのは、どんな障害物でもなくて、心のなか
にある足枷なのだということをネズミが知ったら、もっと驚いてしまうでし
ょうね。
「やりたいけれど、できない」
「絶対に叶えたい夢があるのだけど、自分には無理だとあきらめている」
そんなことを思っている人は、ネズミを見習ってみる必要があるかも知れま
せんよ。
まず、どうして「できない」と思っているのかを考えてみましょう。
「~という障害があるから」
「~が不足しているから」
「もっと~になってからでないと無理だ」
もちろん、いろいろな理由があるのでしょう。
だけど、本当は、そんな『思い』という足枷が、あなたを、そこへ縛り付け
ているのではないでしょうか。
……ね。
そう思って、よく見てみれば、どこにも障害物なんかないでしょう。
一本道を塞いでる、大きな岩。
岩だけを見ていれば、それは行く手を塞ぐ、大変な障害物。
もう前には進めません。
でも、まわりを見回せば、遠回りでも、岩を避けていくスペースがあること
に気づくでしょう。
それに、ほかにも道はいくらでもあるのですよ。
あなたは、どこへだって行くことができるし、好きなことができる。
そんな自由が、ずっと目の前にあったのです。
あとは、自分が楽しもうと決めるだけですよね。

コメントする