No.513

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【癒しのことば】Vol.513 2004/6/10       
 総発行部数:13,587部

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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばをお届けします。
                         毎週 月・木曜日配信
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 「いままでと同じことをずっとしていたら、
  いままでと同じものをずっと受けとりつづけるだけだ」

           -- カレン・サンマンソン(アメリカの作家)--

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 目覚まし時計の音で、あなたは、夢の世界から現実へと引き戻されます。
 
 眠い目をこすりながら、布団から身体を起こし、時計に手を伸ばして音を止 
 めました。

 その時計が、毎日、あなたが起床する時間を指しているのを確認すると、い
 つもと同じように、顔を洗うために洗面所へ向かいます。

 『昨夜、遅くまで起きていたので、まだ眠いなあ』
 そんなことをぼんやりと思いながら、あなたは朝食を摂ったり、服を着替え
 たりと、毎朝の行事を行います。
 
 そうこうしているうちに、家を出る時間になり、今日も、いつもと同じ道を
 通って駅へ向かっています。

 電車へ乗る位置は、毎日、だいたい同じ。
 前から2両目の一番後ろのドア。

 そして、いつも通りの時刻に目的駅に到着し、また同じ道を歩きます。

 駅から会社へは、歩いてすぐ。
 あなたは、上司や同僚に挨拶しながら、自分の係りがある部屋に向かいます。

 これも、毎日、繰り返していること。
 
 今日も、あなたは、いつもとだいたい同じ時間に、自分のデスクに腰を降ろ
 し、始業を待っています。

 やっと頭がハッキリしてくると、何だか変な気持ちが浮かんできました。

 『そういえば、今日、目が覚めてから、一度も、会社へ行くことなど考えて
  いなかった。
  それでも、こうして、ちゃんと会社のデスクに座っている。
  不思議だな……?』

 でも、よく考えてみると、ずっと毎日、繰り返してきたことなのだから、当
 然だという気がしてきて、いつしか、そんな考えも忘れてしまいます。

 それよりも、今は、今日の業務の方が大切なのです。


 会社勤めの方や、学校へ通っている人の多くは、朝起きたときに、会社や学
 校へ行くことを、ほとんど意識していなくても、ちゃんと会社や学校へ着い
 ていますよね。

 それどころか、「今日は顔を先に洗おうか、それとも歯を磨こうか」とか、
 「今日は、どの道を通って駅に向かおうか」などと迷うことも、あまりない
 でしょう。

 もっと言えば、「パジャマのボタンは、上から外そう」「靴は、右足から履
 こう」といったことだって、いちいち考える人も、まずいないでしょうね。

 そんなことを意識していなくても、自然に身体が動いて、いつもと同じよう
 に、すべてのことが進んで、気がつくと会社や学校へたどり着いているので
 す。

 つまり、朝起きた瞬間には、もう、会社や学校へ行っていることが決定して
 いるようなものなのです。

 実は、これが潜在意識の働きだといったら、ご理解いただけるでしょうか?

 特に意識して考えたり決めたりしなくても、すでに「会社へ行く」というこ
 とが、意識の深いところにインプットされているので、後は、身体がそれに
 従って、行動したというわけです。

 まあ、会社や学校へ行くたびに、いろいろなことを考えたり、決めなくては
 ならないとしたら、とても面倒ですから、潜在意識は、ある意味、私たちに
 とって、役に立っているものなのでしょう。

 
 でも、別の見方をすれば、人生においても、今、あなたがいるポジションは、
 あなた自身が、潜在意識にインプットしたところだと考えることもできます。

 あなたが朝起きたときに、もうどこへ行くのかが決定していたように、そし
 て、気がつくと、会社にいたのと同じように、どこかで、そこへ行くことを、
 あなたが決めたから、今、そこにいるのでしょう。

 たとえ、今があまり満足できない状態でも、悩みがあったり苦しくても……

 「私には、本当は、行きたいところがある」
 「どこか別のところへ行きたい」
 
 そう思ったとしても、今と同じことをしていては、結局は、同じ所へたどり
 着いてしまうだけのことです。

 オタマジャクシは、いくら今と同じように泳ぎ続けても、ずっとオタマジャ
 クシのままです。
 その状態で成長できたとしても、大きなオタマジャクシになるだけのことで
 す。

 でも、「もっと広い世界へ行きたい」「この池から出たい」、そう強く思い、
 意識することが、オタマジャクシに変化を与えていきます。
  
 少しずつシッポが消え、足が生えてきます。

 もちろん、変化には、恐れや苦痛が伴うかも知れませんが、オタマジャクシ
 は、いつしかカエル生まれ変わり、自由に望むところへ行くことができるよ
 うになっていくのです。


 今が苦しくて、「自分が望むところへ行きたい」と意識するときこそが、本
 当は、あなたが、もっと大きく成長するチャンスなのですよ。

 それは、新しいあなたに生まれ変わる準備ができたということ。
 望む所へいくだけの力が、あなたにはあるということを教えてくれていると
 いうこと。

 すべては、まず、そこからはじまるのですよ。

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このページは、shinが2004年6月10日 11:05に書いたブログ記事です。

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