2004年1月アーカイブ

No.481

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【癒しのことば】Vol.481 2004/1/29       
 総発行部数:14,458部

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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばをお届けします。
                         毎週 月・木曜日配信
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 「自由が欲しい時は他人に頼んじゃいけないんだよ。
  君が自由だと思えばもう君は自由なんだ」

          -- リチャード・バック(アメリカの小説家)--

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 小学校へ入学すると、「さんすう」の時間に、まず「たし算」や「ひき算」
 を習います。

 はじめは、小さな数を足したり引いたり。
 1年生の教科書は、それですべての問題に答えることができます。

 学年が進むと、「かけ算」や「わり算」が出てきて、それを使うことによっ
 て、さらに多くの問題もできるようになりますね。

 子どもの生活では、その四則の計算ができれば、何も問題はありません。

 でも、そのうち分数や小数なども登場します。
 そして、もっと多くの問題にも答えを導くことも可能になるのです。

 そのときには、これだけ知っていれば、どんな問題でも大丈夫だと思えたも
 のです。

 ところが、中学や高校へ行くと、マイナスの数や虚数などの「数」もあるこ
 とを知ったり、平方根や微分積分など、今までとは全く違う世界を学習して
 いくのです。

 そして、そのたびに、対応できる問題の数が多くなっていきますし、さまざ
 まな角度から、ものを見ることができるようになっていきます。

 
 「本当はやりたいことがあるけれど、会社を辞めることはできない」
 「どうしても好きになれないイヤな人がいる」

 そんな「問題」が目の前に差し出されているとします。
 いくらがんばっても、どんなに一所懸命努力しても解決できないと、悩んで
 います。
 
 だったら、今までの自分のやり方では解決できないよ、ということなのかも
 知れません。

 「会社を辞めることはできない」
 そう思って苦しんでいるのは、どうしてでしょう。
 
 『社会は厳しい。定職がないと生活のための収入を確保できない』
 『仕事でも何でも、途中で投げ出すのは、いけないことだ』
 『やりたいことをやって生きていけるほど、世間は甘くないよ』

 ひょっとしたら、そんな思い込みがあるから、その問題の解き方がわからな
 かった、ということなのではないでしょうか。
 
 もっと心を自由にして、広い視野から問題を眺めてみれば、新しい答えも見
 つかることもあるでしょう。

 「イヤな人を、好きになれない」

 どうして好きにならなければいけないんですか?

 『どんな人とも仲良くやっていかなければならない』
 『敵をつくると、生きるのが苦しくなる』
 『誰からも好かれたい』

 そんな思いに縛られていては、この問題には、対処できませんね。


 きっと悩みに苦しんでいるときは、人生の学校で、ひとつ上の学年に進級す
 るときなのでしょう。

 これまでは、今の自分で、充分、目の前の問題に答えることができていまし
 た。
 でも今は、新しい思い、今までよりも大きな意識を持つことが必要なのかも
 知れません。

 その問題は、それを教えてくるきっかけなのでしょう。
 そして、解決できない問題が、あなたに与えられることはないはずです。

 学生時代の「算数」「数学」は、苦手だった人も多いとは思いますが、人生
 の問題には、楽しみながら立ち向かいましょうよ。

 もし今ここで、その問題を見ないように抑え込んでも、進級するための追試
 を、何度も受けることになってしまい兼ねませんよ。

 もちろん、導き出した答えが、いつも正しいかどうかはわかりませんが、そ
 の過程で学ぶことこそが大切なのです。
 その問題を乗り越えたときには、あなたは、今よりもっともっと成長して、
 さらに大きなことにチャレンジしていくことができるようになっているはず
 ですから。


 さあ今日は、あなたの問題に、こんな思いを持って進んでいきましょうよ。

 「私は、今、何にも縛られない自由な存在だ!」

No.480

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【癒しのことば】Vol.480 2004/1/26       
 総発行部数:14,443部
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 「より今度も立派に乗り越えてみせるぞ。
  朝の来ない夜はないのだから……」

                    -- 吉川英治(小説家)--

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 ろうそくは、火を灯された瞬間に、最も大きく輝きます。
 そして、何時間も明るく燃え続けます。
 
 でも、いつかは必ず消えてしまう運命です。

 大きさや長さによって寿命は違いますが、結局は、燃え尽きてしまうときが
 くるのを避けることはできません。
 そして、ろうそくが燃え尽きるときには、もう一度炎が大きく瞬くとも言わ
 れていますよね。

 人間も、新しい環境やはじめてのことにチャレンジするときには、強い情熱
 が胸に燃えて、大きく輝きます。
 ところが、いつしかその情熱の炎は朧になっていき、だんだんと輝きが失わ
 れていくものです。

 燃え尽きてしまう頃には、何かに裏切られたようなあせりや、迷い、いらだ
 ちを感じることもあるでしょう。
 求めていたはずのものが結局は手に入らず、人生で、自分だけが置き去りに
 されているように思えて、何かに必死に抵抗したくなるのです。

 まるで、消えかけたろうそくのように……

 そんなときには、こんな思いが胸に湧いてきます。
 「私は、本当は何がしたかったんだろう」
 「こんな仕事は、私に向いていない」
 「毎日、同じことを繰り返していて、将来はどうなるんだ?」

 それこそが、消えようとしているろうそくの最後の瞬きなのでしょう。

 でも、心配することはありません。
 ろうそくの炎は、いくらでも燃やし続けることができるのです。

 たとえ、1本のろうそくでは燃え尽きても、新しいろうそくを用意すれば、
 炎を移せます。
 新しいろうそくは、また大きく輝いて、燃え続けていくのです。
 

 そう、ろうそくは、私たちの炎を燃やし続けるための道具で、決して私たち
 自身がろうそくではないのです。

 ろうそくとは、私たちの「考え方」や「価値観」、「信じているもの」「も
 のの見方」なのだと考えることもできます。

 今、燃えているろうそくは、今、私たちが、いろいろなことを学んだり、気
 づいたりするために必要だから燃えているのでしょう。

 もし、燃え尽きたら、もはや私たちは、そのステージで充分に学ぶことがで
 きたということなのです。
 それが、次のろうそくに火を移すときでもあります。

 そんなふうに、炎を、次々に新しいろうそくに移しながら、私たちは、大き
 くなっていくのです。


 ……たとえ、私たちがそんなことに気づかなくても、もちろん宇宙は、ろう
 そくが燃え尽きてしまう前に、何とか、新しいろうそくに火を移すように、
 私たちをサポートしてくれます。

 ただ、ときに私たちの目を覚ませるために、とても大きな苦痛が与えられる 
 こともあります。
 そうでもしないと、私たちは、燃え尽きていく、慣れ親しんだろうそくを自
 分自身だと思い込んでしまい、そこにしがみついた手を離そうとしないよう
 なのですから。

 そうですよね。
 どうせなら、もっと楽に楽しく、前に進んでいきたいものです。

 「苦しみ」も、「迷い」も、「孤独感」も、「絶望」も……

 本当は、決してあなたに与えられた苦難ではないのですね。
 むしろ、よろこぶべきことなのでしょう。

 だって、今までのろうそくが燃え尽きかけていて、もっと成長するために、
 新しいろうそくに火を移すときだよ、と教えてくれているのですから。

 そう、今が、次のステージへ進んで、もっと大きな炎を輝かせるときなので
 すよ。

No.479

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【癒しのことば】Vol.479 2004/1/22       
 総発行部数:14,491部
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 「わたしは自分の運命の支配者だ。
  わたしは自分の魂の統率者だ」

     -- ウィリアム・アーネスト・ヘンリー(イギリスの詩人)--

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 『私の背筋は、まっすぐに伸びている』

 心のなかで、そんなふうに呟くと、本当に背筋が伸びています。
 特に意識しないでも、自然に、楽に伸びていますよね。

 『背筋をまっすぐ伸ばしたい』

 そう思ったとしたら、なかなか背筋は伸びないようです。
 
 伸ばそうと意識して、はじめて背筋は伸びてきます。
 でも、がんばっていないと、すぐに元に戻ってしまいますね。

 『背筋を伸ばさなくてはならない』

 そんな思いを持つと、確かに背筋はピンと伸びます。
 ただ、何か無理をしているような感じがして疲れますね。

 さらに、一度伸びた背筋を、元に戻してはいけないような気がしてきて、と
 ても窮屈になってきたりします。

 必ずしも、この通りに反応する人ばかりではないかも知れませんが、私が知
 っている限り、一番多いパターンです。

 なぜ、こんなことが起こるかというと、私たちは生まれながらに、自分が思
 っていること、考えていることを、そのまま具現化する装置が備わっている
 からです。

 まるでアラビアンナイトのアラジンのように、何でも望むことを叶えてくれ
 る魔法のランプを持っているようなものです。

 もっとも、このランプのなかの魔人は、ちょっと融通が利かないということ
 が難点です。

 「私は、~だ」
 そう思うと、それはそのまま実現されます。
 大きな望みでも、時間はかかるかも知れませんが、いつかは必ず思う通りに
 なるでしょう。

 「私は、~したい」
 ……ということは、今は、その状態ではないということですね。
 だったら、魔人は、なりたい状態ではなく、今、自分が思っている状態にし
 ようとするでしょう。

 がんばって望むものを手に入れても、がんばっていないと、また「したい」
 と思う状態が実現してしまいます。

 「私は、~でなければならない」
 魔人は、私たちが望む状態を実現するように、手助けしてくれるでしょう。

 だったら問題はないのですが、実際には、望む状態以外の状態でいないよう
 に、一生懸命に仕向けるようです。
 
 だって、魔人は、「望む状態でなければダメだ」と命じられたと理解するの
 ですから。

 ちょっとでも、望む状態から外れようとすると、魔人は容赦なく私たちを責
 め立てます。
 
 これは、とても辛いことです。
 望むものが大きければ大きいほど、実現するのに時間がかかり、いつも努力
 していないと、責められるのですから。


 試しに、こんなふうに思ってみてください。

 「私は、楽にならなければならない」
 
 楽になろうと思えば思うほど緊張してしまい、とても楽になるどころではあ
 りません。
 そして、そんな自分にイライラしてしまいますね。

 では、
 「私は、楽になりたい」
 と思うことはどうでしょうか?

 楽になれそうな気がするけど、なかなか楽になれない。
 そうです、「楽になりたい」という状態が実現しているのです。

 「私は、楽だ」
 これはどうでしょうか?

 何もしなくても、ただ「自分は楽だ」、という状態を認めるだけで、心も身
 体もリラックスできて、本当に楽になってくるのではないでしょうか。


 もし、あなたが、まだ自分が欲しいものを手に入れていないとしたら、それ
 はどうしてなのか、もうわかりましたよね。
 
 どうすれば、自分が望む状態が実現するのかも、大丈夫ですね。

 今日は、ここからスタートしましょうよ。

 『私は、今、このままで完全だ』

No.478

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【癒しのことば】Vol.478 2004/1/19       
 総発行部数:14,472部
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 「どんなに上がったり下がったりしようと、どんな人間の経験にも、かなら
  ず意味があります。
  どんな経験も、ほかでは決して学べないことを教えてくれます。
  神様は人間に、必要以上の試練をあたえたりしません」

    -- エリザベス・キューブラー・ロス(アメリカの精神科医)--

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 ニホンザルのお母さんは、赤ちゃんが生まれると、自分の胸にしっかりと抱
 きかかえて、暖かく守ってあげます。
 
 赤ちゃんが少し大きくなると、胸から降ろし好きなように遊ばせます。
 お母さん猿は必ず目の届くところで見守っていて、赤ちゃんが淋しがって泣
 き出すと、すぐに飛んできて胸に抱いてあげるのだそうです。

 そして、だんだんとその距離を広げていき、ある程度大きくなると、もうど
 こへでも自由に行かせます。

 もちろん、子猿が、まだすべてのことを自分の力でできないうちは、よっぽ
 ど困ったときには手助けをすることもあるようです。

 でも、一人前になると完全にほったらかしで、助けを求めても簡単には手を
 さしのべないということです。

 子猿から見れば、お母さん猿の行動は、とても冷たく感じるかも知れません。
 今まで何でもしてくれたお母さんが、あるときから、全く助けてくれなくな
 ってしまい、自分の力で解決しなくてはならなくなるのです。

 だけど本当は、これはお母さん猿から子猿への、すばらしいプレゼントなの
 ではないでしょうか。
 だって子猿は、すべてを信頼してもらい、自分の力で好きなように生きてい
 く自由を与えられたのですから。

 
 もし、不幸や困難などに出会ったら、誰か、あるいは何かが、自分を傷つけ
 ようとしているように思えるかも知れません。
 自分が被害者になったように感じて世界を呪ったり、自分のふがいなさに絶
 望してしまうこともあるでしょう。

 そんなときには、もっとよく見てみましょうよ。

 お母さん猿は、子猿をいじめているのではなくて、本当は、力と自由を与え
 ていたのでしたよね。

 私たちの人生でも、同じようなことが起こっているのかも知れません。

 少し見方を変えてみると、問題にぶつかるということは、それだけ自分の力
 と自由が大きくなった証拠だと考えることもできます。

 人生で、今の段階で必要なことを学び終わると、もうそこにいる必要はなく
 なります。
 そして、次の段階へ進むための準備がはじまるのです。

 青虫がサナギになり、蝶へ変わっていくように、そのときには、私たちを守
 っていた古い衣服を脱がなければなりません。
 
 そんなふうに背中を押されることが、さまざまな問題という形に見えている
 のではないでしょうか。
 
 自分の力を信頼できずに、そのメッセージを受け容れないでいると、衣服を
 無理矢理脱がされるような気がして、恐怖を感じてしまいます。

 でも、本当の問題は、いつも我々が出会う出来事ではなくて、いつまでも古
 い自分の衣服にしがみついてしまうことなのです。

 もちろん、私たちには、それを選ぶ自由もあります。

 でも、せっかくの成長のチャンスがあるのに、古い世界にうずくまっていて、
 新しい世界で手に入れることができる宇宙の愛を逃がしてしまうのは、とて
 ももったいないことですね。

 新しい世界を楽しむためには、ただ古い衣服を脱いで、新しい衣服を着てみ
 ればいいだけなのです。

 さあ、あなたの問題の本当のメッセージを受け取ってみましょう。

 大丈夫。
 自分の力を信頼さえすれば、必ず見えてくるはずですよ。

 「失敗したり、物事が思うようにできなくて、自己不信で苦しんでいる」
 
 ……そうですね。
 きっと『もっと自分を信頼しなさい』というメッセージなのでしょう。

 「人に裏切られて深く傷ついた」

 ……うん、『もっと自分を大切にして、まわりの人を愛しなさい』というこ
 とを教えてくれているのでしょうね。

 どうですか?
 あなたを待っている、新しくてすばらしい世界が見えてきましたか。

No.477

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【癒しのことば】Vol.477 2004/1/15       
 総発行部数:14,410部
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 「あなたの人となり、仕事、住んでいる場所、あなたの人生に影響を与えた
  人、人間関係、幸福感または不幸感などはすべて、あなたの方向付ける心
  の考えやイメージ、結論、命令に源泉があるのです」

           -- サージ・キング(アメリカのセラピスト)--

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 ひとつの電球があります。

 とてもキレイで、不思議な光を放っています。
 その光は、まわりの世界のすばらしさを見せてくれますし、照らされている
 と元気もでてきます。

 そして、ちゃんと自分の行きたい方向を、指し示してくれています。

 そこで、電球の光に導かれ、自分の道を歩きはじめました。
 その光を頼りにすれば、迷うこともなく自信をもって、進んでいくことがで
 きるのです。

 ところがあるとき、険しい道を通って、電球に傷がつきそうになりました。
 急に怖くなって、傷つきそうになったところに、絆創膏を一枚貼ってみるこ
 とにしました。

 これで今度、同じような道を通っても、大丈夫でしょう。

 その後も、何度か電球が傷つきそうになることがありましたが、そのたびに、
 電球を守るために絆創膏を貼り続けました。

 また、まわりを見てみると、同じように道を進んでいく人たちがいることに
 気づきます。
 その人たちも、それぞれ電球をもっているようです。
 
 暖かい光や、優しい光、厳しく真摯な中に包み込むような感じの光。
 ひとりひとりが、独特の光に輝いていて、同じものは見あたりません。

 そんな光を見ているうちに、ついつい自分の光と比べています。

 大きく輝く光を見ていると、自分の電球が放つ光がみすぼらしく思えたり、
 ユニークな光を見て、自分の光が何の特徴もないつまらないものに感じられ
 たりしてしまいます。

 そこで、自分の電球に絆創膏は貼ります。
 他の人の光と比べて劣っているように思えるところに、貼っていきます。

 そんなダメなところを見られたくないし、自分だって見たくもないのです。

 それに、親切に「光はこうでなくてはならない」「こんな光に輝くことが大
 切なんだ」ということを教えてくれる人もいるのです。
 
 その教えのとおりになっていないところにも、絆創膏を貼ります。

 
 ……ふと気づくと、自分がどこにいるのかわからなくなってしまっていまし
 た。

 電球に、たくさん絆創膏を貼ったので、光がふさがれています。
 あたりが真っ暗になって、道に迷ってしまったのです。

 光がないと、自分がどこへ行けばいいのかわからないし、道が見えないので
 怖くて道を進むこともできません。

 だから、今は光を探しています。
 自分を照らしてくれる光を探すために、恐る恐る、ただ目の前の道を歩いて
 います。

 でも、いつまでたっても光はみつからないのです。
 どこを探しても、自分の光はないのです。


 そう……

 どこも探すことはなかったのです。
 電球は、いつでもここにありましたし、これからもずっとあるのです。

 そして、その電球こそが自分にとって、最高の光で輝き続けていたのです。

 必要なのは、ただ電球を守るために貼った、絆創膏を一枚一枚剥がすこと。
 もういらなくなった絆創膏を取って、電球の光をもう一度見ること。

 そのユニークな光が指す方向へ歩いていくことこそが、この世界で何よりも
 大切なことなのですね。

 ……もちろん、この電球とは、あなたのことなのですよ。

No.476

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【癒しのことば】Vol.476 2004/1/8       
 総発行部数:14,383部
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 「もし自分の人生を良い方向へ変えようとするのなら、やるのは今しかない」

           -- アラン・コーエン(アメリカの文筆家)--

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 「~をするのは無理だ」
 「もし~になったらどうしよう」
 「いつか~するんだ」

 ということばたちは、あなたの応援団です。
 彼らのおかげで、危険を避けることができ、痛い目にあったり、傷ついたり
 しないですんできたのですから。

 そう、未知の世界へチャレンジしようとしたり、自分の可能性を試してみよ
 うとするときには、必ず彼ら応援団は、あなたを守ってくれていました。

 でも「今」、あなたはもう、本当に自分のやりたいことを知っていますよね。
 行きたいところが見えていますよね。

 そこへ進もうというときにも、きっと応援団たちの声が聞こえてくるでしょ
 う。
 
 よく聞いてみてください。
 いつものことばに続いて、今までは気づかなかったフレーズも聞こえてくる
 でしょう。

 「~をするのは無理だ。……でも、今のあなたなら必ずできる!」
 「もし~になったらどうしよう。……大丈夫、うまくいくよ」
 「いつか~するんだ。そう、今がそのときだ。がんばれ!」

 応援団たちは、いつもあなたの夢の実現を応援してくれていたのですよ。

           ―――◇―◆―◇―――

 「ルビンの壷」という絵をご存じでしょうか?
 
 白い紙に、シルエットで中程がくびれた壷が描かれています。
 ところが、これは一種のだまし絵になっていて、ふたりの人間の横顔にも見
 えるようになっているのです。

 面白いのは、「壷があるよ」と言われてこの絵を見れば壷だけが見えますが、
 「人の横顔だよ」と聞いて絵を見れば、もう横顔だけしか見えなくなってし
 まうことです。

 実際には、「壷」と「横顔」両方の要素が描かれているのですが、そのふた
 つを同時に見ることはできません。
 どちらかを見ようとすると、もう一方は見えなくなってしまうのです。

 そう、ひょっとしたら私たちは、ものごとをちゃんと見ているつもりでも、
 自分のなかにある偏った見方をしてしまっているのかも知れません。

 「失敗」=「自分の無能さの結果」
 
 あなたには、そう見えますか?
 でも、こんな見方もできますよね。

 「失敗」=「自分の課題を教えてくれた貴重なきっかけ」
 「失敗」=「自分の望む結果への新たなスタート」

 「悲しみ」=「辛い感情。自分の無力感に打ちのめされていること」

 こんな見方はどうでしょうか。

 「悲しみ」=「自分の感情に向き合っていることの証拠」
 「悲しみ」=「もっと自分の可能性を信頼しようというメッセージ」

 「今」あなたが見ようと決めたことが、これからのあなたの真実になってい
 くのです。

           ―――◇―◆―◇―――

 人にプレゼントするときに、自分が持っているもののなかで、「良いもの」
 「ステキなもの」をあげるのと、「ダメなもの」「イヤなもの」にするのと
 では、どちらがよろこばれると思いますか?

 そう、「良いもの」「ステキなもの」ですね。
 そして、「素晴らしいもの」「美しいもの」「輝くもの」

 そんなものを贈られたら、どんな人でもうれしくなるでしょう。
 そして、その人のよろこびが、あなた自信を、そしてこの世界も、もっとも
 っと幸せにしてくれるはずですよね。

 だったら、もう自分自信を否定したり、抑えつけたりするのをやめましょう
 よ。

 自分のイヤなところを隠そうとするたびに、そこに意識が向き、外の世界に
 響くことになるようです。

 もっと、自分のなかの「良いところ」「ステキなところ」「素晴らしいとこ
 ろ」を生きて、あなたの出会う人によろこびをプレゼントしてあげましょう
 よ。

 あなた自身が受け容れてあげれば、すべてはあなたらしく素晴らしい個性に
 なるはずです。


 できますよね。
 たった「今」から。

No.475

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【癒しのことば】Vol.475 2004/1/5       
 総発行部数:14,372部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばをお届けします。
                         毎週 月・木曜日配信
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 「人生ではあなたが信じていることと出会うものだ」

        -- ウエイン・W・ダイアー(アメリカの心理学者)--

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 ふたりの「不幸」が、道ばたの塀に腰掛けて休んでいました。

 そこへ、うつむいて肩を落とした人が歩いてきます。
 
 それを見たひとりの「不幸」は、
 「おい、オレは、あいつのところへ行くことにするぜ。なんだか居心地がよ
 さそうだ」
 と言って、その人の肩の上に飛び移りました。

 よく見てみると、その人の肩には、他にも何人もの「不幸」たちがくつろい
 でいます。
 その人は、さらに重くなった肩に、立ち止まって力無くため息をつきました。

 塀の上に残った「不幸」の前を、別の人が通りかかります。
 
 「不幸」は、その人の肩に飛び乗ろうとしましたが、弾かれたようにあわて
 て引き返しました。

 その人の肩の上には、たくさんの「幸福」たちが乗っていて光り輝いていた
 のです。
 まぶしくて、とても目を開けていられません。
 
 その人は、いかにも楽しげにニコニコしながら歩いていきました。

 
 正しくチューニングされた2本のギターは、一方の弦を1本選んで弾くと、
 もう一方の対応した弦が振動します。
 
 これは共鳴現象と呼ばれるもので、ある波動を出していると同じ波動が響き
 あうことになるということですね。

 共鳴現象は、私たちの気分にも起こるようで、陽気で明るい人のそばにいる
 と、自分も元気になってきますし、暗く落ち込んでいる人の近くに行くと、
 元気を吸い取られていくように感じます。

 さらに考えると、私たちの人生が「幸福」なのか、「不幸」なのかを決めて
 いるのも、この現象なのかも知れません。

 自分を不幸だ、と感じるととても辛い気持ちになって落ち込んできます。
 イヤなことを考えると気分が滅入ってきます。

 そして、自分が幸せな気分でいれば、もっと大きな幸せがやってきます。
 楽しいことを考えていれば、生きることも楽しくなってくるのです。

 そう、極端に言えば、私たちの人生で出会う出来事すべてが、自分の心のな
 かを反映しているということになるのではないでしょうか。
 つまり、私たちの人生では、自分が信じているものだけに出会うのだ、とい
 うことですね。

 その考え方を受け容れるのに、抵抗がある人もいらっしゃるでしょう。

 だって、もうそうだとしたら、今の自分が幸福でないのも、望んだものを手
 に入れていないのも、思ったように成功できていないのも、すべては自分の
 せいで、環境や他の人の責任にできなくなってしまうのですから。

 自分は、一生懸命にがんばっているのに、社会情勢や、足を引っ張る人がい
 るからダメなんだという言い訳ができなくなるのです。

 ……だとしたら、よりよくなるためには自分を変える必要があることになっ
 てしまうのです。

 ある意味、これはとてもしんどいことですね。
 誰かの責任にして、私は不幸なんだとあきらめて何もしないことは、とても
 楽だったのですから。
 
 逆に、この考え方を受け容れるメリットは、自分の見方を変えさえすれば、
 望む人生が手に入るということです。

 たとえば、どんなにイヤなことに出会っても、「ドンマイ! ドンマイ!」
 と笑ってみる。
 理不尽で不公平に思えることが襲いかかっても、自分が被害者になったと思
 わずに、大きな課題が与えられたと受け取る。

 失敗しても、辛い目にあっても、その出来事に引っかからずに、何か学ぶこ
 とはないかと捜してみる。
 そして、自分はどんなときでも幸せなんだと信じる。
 
 そんなふうに考え方を変えてみるだけで、きっとプラスの共鳴が起こってく
 るでしょう。

 
 朝起きたときに、
 
 「今日は、どんなことが起こるかな?」
 
 と思うのと、

 「今日は、どんないいことが起こるのかな?」
 
 と期待するのでは、どちらがいいことが起こりそうな気がしますか?
 
 そして、どちらが本当にいいことが起こるでしょうか?

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