No.436

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【癒しのことば】Vol.436 2003/7/14       
 総発行部数:14,220部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばをお届けします。
                         毎週 月・木曜日配信
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 「自分の人生は自分で責任をとりなさい。
  するとどうなるか?
  恐ろしいことに、誰のせいにもできなくなる」

      -- エリカ・ジョング(アメリカの作家)--

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 失敗したり、不幸な出来事に出会ったり……
 
 何か問題を抱えてしまったときに、私たちがとる態度には、3つのパターン
 があるようです。

 1つめは、責任を外に求めること。

 自分が被害者になったような気になり、
 「あいつが悪い」
 と、問題の原因を誰かのせいにして、その相手を責めることにエネルギーを
 使います。

 また、社会が悪い、時間がない、お金がない、誰もわかってくれない、過去
 の失敗経験のせいだ、などと、いかに自分が不運かということに思いを巡ら
 せたりする場合もあります。

 2つめは、自分を責めること。

 うまくいかなかったのは、自分の努力が足りなかったとか、ちゃんと準備を
 していなかったからだと、すべての責任は自分にあると思いこみます。

 「なんて、自分はダメなんだろう……」
 「どうせ私は、何をやっても、うまくいかないんだ」
 と自分を追い詰めたり、落ち込んだり。

 自信をなくして、何に対してもやる気持てなくなることもあるようです。

 
 この2つのパターンは、イライラしたり、気分が沈んだりして、あまり健康
 的には思えませんが、実は、大きなメリットもあるのです。

 それは、『自分を変えなくてもいい』ということです。
 ある意味、これはとても楽なのですね。

 不幸の原因が、誰か自分以外の人にあったり、自分のおかれた環境や条件に
 あるのだとすれば、変える必要のあるのは、それらであり、今の自分には何
 の問題もありません。
 
 すべての原因が自分だと考えていても同じです。
 自分はダメだ、と強く思えば思うほど、今さらそんな自分をどうすること
 もできるはずはない、と自分に言い聞かせているようなものなのですから。

 実は、私たちにとって、一番の脅威は、『自分を変えること』なのです。
 意識ではどう思っていようと、本能のレベル、あるいは潜在意識では、変化
 に対して、とても敏感で、かなりの抵抗を感じるのです。

 生き残ることが、最大の関心事である潜在意識では、たとえ今の自分が問題
 だらけだと感じていたとしても、いざとなると今の自分でいることにしがみ
 つくようです。
 
 それが、「良くなるための変化」だとしても、今の自分が変化するとしたら、
 今までと同じように生き残ることができる保証は、どこにもないのですから。

 誰かのせいにしたり自分を責めることは、自分に変化を起こしたり、未知の
 世界へのチャレンジをしなくていい口実になります。
 潜在意識にとっては、安心で楽なことなのですね。


 最後に残った、3つめのパターンは、問題や不幸を、自分の学びのチャンス
 だと捉えることです。

 もちろん、問題が起こった要因は、いろいろあるでしょう。
 あきらかに誰かに非があったり、不運が重なってということも考えられます。

 それでも、責任を外側に求めず、かといって自分を責めることもせずに、起
 こったことに責任を持つことを選んでみるのです。

 すると、どういうことが起こるかというと、自分の人生の責任は、自分でと
 るしかなくなってしまいます。
 
 自分の考え、感情、選択、行動、その結果すべてのおいて、自分に責任があ
 るのですから、何か問題があるとすれば、変えられることは変え、努力する
 べきところは努力するようになるはずです。

 ちょっとしんどいようにも思えますが、結果的には、この3つめのパターン
 が一番健康的で、私たちの役に立つようです。
 今より、もっとすばらしい人生を手に入れるためには、是非とも身につけた
 い態度ですね。

 ……もちろん、無理にはお勧めしませんよ。
 どのパターンを選ぶかの自由と責任は、あなた自身にあるのですから。

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このページは、shinが2003年7月14日 08:47に書いたブログ記事です。

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