No.433

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【癒しのことば】Vol.433 2003/7/3       
 総発行部数:14,173部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばをお届けします。
                         毎週 月・木曜日配信
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 「苦痛は人間の偉大な教師である。
  苦痛の息吹のもとで、魂は発育する」

         -- エッシェンバッハ(オーストラリアの作家)--

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 何もない乗っていないテーブルがあります。
 その上に本を一冊乗せてみます。
 本を取って、本棚にしまうと、また前と同じように、テーブルの上には何も
 なくなります。

 誰かが、その机を見るとやっぱり何も乗っていないテーブルです。

 ところが、本が置いてあったことを知っている人には、ちょっと違って見え
 てしまうかも知れません。

 「何も乗っていないテーブル」
 ではなく、
 「さっきまで本が乗っていたけど、今は何もないテーブル」
 と。

 財布のなかに千円入っています。
 レストランでランチを食べたので、財布が空っぽになってしまいました。

 その財布を開けてみれば、何となく寂しく感じられてくるようです。

 「ただの、からっぽの財布」
 には見えず、
 「さっきまで千円入っていたけれど、今は空っぽになってしまった財布」
 だと思ってしまうでしょうから。


 苦しいこと、辛いことに出会います。
 失敗をしてしまったり、逆境に襲われたりします。

 でも……

 逃げずに立ち向かおうと自分で決めることができます。
 押しつぶされそうになっても、前に進んでいくことを選び取ることもできる
 のです。
 それだけの力は、必ず自分のなかにあるはずです。
 
 そして、苦痛を乗り越えた自分は、前の自分とは違います。

 たとえ、見かけは変わらなくても、私たちは知っています。
 ひとつ大きく成長した自分だと。

 魂の目から見れば、本当にすばらしいことなんだと。
 
 ……必要なときにこそ、苦痛は与えられるものなのですね。

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