No.395

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【癒しのことば】Vol.395 2003/1/23       
 総発行部数:13,079部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばをお届けします。
                         毎週 月・木曜日配信
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 「喜んで行ない、そして行ったことを喜べる人は幸福である」

             -- ゲーテ(ドイツの作家)--

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 日本天台宗の開祖、伝教大師・最澄のことばに、
 『道心のなかに衣食あり、衣食のなかに道心なし』
 というものがあります。

 「道心」とは、正しい道を求めて自己を向上させていく、ということでしょ
 うか。
 あるいは、「天から与えられた自分の使命」、「これを成すために生まれて
 きたんだと思える仕事」、と理解することもできます。

 そんな自分の目標に向かっていれば、どんな逆境に出会っても苦しいと感じ
 るどころか、むしろ楽しみながら進んで行くことができる。
 喜びを持って仕事に取り組めば、お金や衣食などは、自然についてくる。

 ところが衣食のことばかりを気に懸けていると、結局はお金や時間などに縛
 られてしまい、とても仕事や自分の目標を楽しむどころではなくなってしま
 う。
 
 ……そんなことを教えてくれているようですね。


 私たちの人生の道程は、楽しいことばかりが待っているのではなく、苦しい
 ことや辛いことにも出会います。
 失業したり、病気になったり、人に裏切られることもあるでしょう。

 将来のことは、誰にもわからないのです。
 だから、先のことが不安で、やりたいことよりも、安定した仕事を優先させ
 ているという人が多いのではないでしょうか。

 でも、「衣食のなかに道心なし」です。

 自分の仕事を、やりたくもない苦役だと思いながらやっていると、ずっとそ
 の位置にはまり込んでしまうことになってしまうかも知れませんよ。

 何かをイヤイヤやっているということは、言い換えれば、その何かに心が囚
 われているということです。
 心が囚われていては、視線はそこに固定されてしまいます。
 そんな低い位置からでは、見えるものは少ないのです。

 これでは、いつまでたっても目先の心配ばかりをしていなければならなくな
 ってしまい、いつしか自分の目標や使命も見失ってしまうでしょう。
 
 それよりも、もっと視点を高く持ってみてはいかがでしょうか。

 実は、たとえ、それが自分の夢とはかけ離れているように見えても、何かを
 喜んでやっているとき、私たちの心の高度は、どんどん上昇していくようで
 す。
 
 視点が高くなればなるほど、より多くのものを見渡せるようになりますよね。
 
 すると、自分の進む道、やるべきことがよく分かるようになり、迷うことな
 く最良の方向を選ぶことができます。
 もちろん、だからといってすべてを見渡せるわけではありませんし、ときに
 は失敗してしまうこともあるでしょう。

 でも、高い視点で世界を眺めてみれば、それがすべて自分が向上していくこ
 とにつながっているということもわかるはずです。
 そして、見えないところも、先に何があるのだろうと、前に進むことが楽し
 みになってきます。

 私たちは人生を、「楽しい冒険の旅」と見ることもできますし、「険しく辛
 い試練の道」と思うこともできるのです。

 どうせなら、まず目の前にあることを、喜びながらやってみましょうよ。
 どんなことでも、何か学ぶことはありますし、それを通して世界に貢献もで
 きるはずです。
 
 それを感じることができれば、まさに「幸福を手に入れた」、ということで
 すよね。

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このページは、shinが2003年1月23日 19:19に書いたブログ記事です。

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