2002年7月アーカイブ

No.369

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【癒しのことば】   2002/7/23        
 総発行部数:12,798部

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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばをお届けします。
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 「人生とは、自分なりのやり方で愛を捧げる場である」

        -- バーニー・シーゲル(アメリカの医学博士)--

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 私たちが、何かを認識するためには、それと違いがある相対的な現象が必要
 です。
 
 あるものが長いとわかるのは、それよりも短いものがあるからです。
 明るいと判断するのは、暗いということを経験したからでしょうし、今が暑
 いと感じるのも、暑くないときがあったからこそですよね。

 そんなものの見方が習慣となっているので、同じように私たちは、人を判断
 するときにも、知らず知らず相対的に比べて評価しています。

 性別、身長、体重、容姿などはもちろんのこと、成功、行動、善悪、優劣、
 強弱、好き嫌い、できるできない、ということも誰かと誰かを比較して判断
 しているのですね。

 そして多くの場合、自分と他人を比較しているのですが、これが人によって
 は、いろいろな悩みや問題を引き起こす元になっているようです。
 なぜなら、自分のいる場所を他人との比較で見ようとすると、間違った自己
 満足を得るか、いわれのない自己嫌悪に陥ることになりやすいようですから。

 何かを達成したことで自分の進歩をはからなくても、自分より遅れている人
 と比べてみれば自己満足を得ることができますし、自分より進んでいる人に
 注目してみれば自己嫌悪が手に入ります。

 自分が傷つかないように人とは競争したくない、自分の安全圏で身を守って
 いたい。
 だったら比較する対象を、ずっと低いところに求めればいいのです。
 
 テストの得点が思わしくなくて、その原因が決めたとおりに勉強しなかった
 からだとしたら、もっと悪い点を取った人と比べてみれば、少しは安心でき
 て罪悪感を抱かずにすみます。
 勉強しなかった自分を合理化できるのです。
 
 また、強い劣等感を持っていたり自分に厳しすぎる人は、自分よりもよく勉
 強してテストでいい点を取った人と比較しようとするでしょう。
 そうすると、「やっぱり自分はダメなんだ……」と自分を責めることができ
 ますし、「もっともっとがんばらないと」と自分を追いつめて苦しむように
 なれるのです。


 本当は、今の自分の場所、行きたいところは自分自身で決めるものなのです。
 決して他の人やものとの比較から知るものではありません。

 だって、今の自分は、今までの環境や経験、がんばったこと、つらかったこ
 と、思うようにいかなかったこと、楽しかったこと、涙を流したこと……そ
 んなことが、たくさんたくさんあった、他の誰とも違うユニークな存在なの
 です。

 そして、自分らしくあることで、この世界に愛を与えている大切な人なので
 す。
 誰かとの比較ではなく、どれだけ自分自身でいるかということを基準にして
 生きていければいいのですね。

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