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【癒しのことば】Vol.363 2002/1/18
総発行部数:14,031部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
けします。
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「雑魚は雑魚なりに、大海を泳ぎ
我は我なりに、大地を歩く」
-- 坂村真民(詩人)--
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「私は、気が弱くて何もできない人間なんです。もっとしっかりしないとい
けないと分かってはいるのですが、どうしようもなくて辛いのです」
何かにつまづいて落ち込んでしまったときに、誰かにそう訴えてみたとしま
す。
「そんなことでどうするんだ! もっとがんばって強くならなくっちゃダメ
だよ。他の人たちを見てみろよ、みんな強くてしっかりしているじゃない
か」
その人に、そんなことを言われたとしたら、どんな気がするでしょうか。
本当に自分が弱くてダメな人間に思えてきて、ますます落ち込んでしまうか
も知れません。
このままではいけないと、あせりや苦しみも生まれてくるでしょう。
でも、同じことを訴えても、こんなことを言われたとしたらどうでしょうか。
「そうだね、確かにそんなふうに思えるときもあるよ。だけど、それが君の
優しくて思いやりがあるという、いいところでもあるんだよ」
その人のことばで、心の緊張も少し和らいで元気も出てくるのではないでし
ょうか。
それは、自分が自分のことを受け容れることができたからなのでしょう。
きっと、あるがままの自分を認めてあげることが、自分らしくて楽に生きて
いくための第一歩なのですね。
逆に、今の自分ではダメだと思うことが自分らしさを殺し、不幸を生み出す
タネになってしまうようです。
確かに気が弱いという性格の人は、がむしゃらに未知の世界へ飛び込んでい
くことは難しいということもあるでしょう。
でも、だからといって「自分はダメなんだ」、「何にもできない人間だ」と
いうことは言えないのではないでしょうか。
そんなふうに思えるのは、ひょっとしたら他の人と比較したり、自分に高い
基準を当てはめてしまっているからなのかも知れません。
自分に「ある」ものを見ずに、「ない」ものを要求しているということなの
でしょう。
それを、まわりのことにも気が回る自分の優しさだと認めることができれば、
自分らしくマイペースで前に進んでいくことができます。
「仕事の能力がない」
「頭が良くない」
「美人(ハンサム)ではない」
そう自分のことを否定してしまうのも、他人と比べて自分が劣っていると見
ているからに過ぎません。
そんな自己否定から自由になって、もっと今の自分を認めることができれば、
とても伸び伸びと楽に生きていくことができるでしょう。
それが自分を活かして、自分らしく幸せに生きていくということなのでしょ
うね。
考えてみてください。
辛いことがあったり、落ち込んだときに、まず自分が心の苦しみを訴えるい
ちばん身近な人とは誰なのでしょう。
それは自分自身ですよね。
どんな人よりも自分が、あるがままの自分を受け容れることが大切だという
ことですね。
さあ、今日から自分自身にどんなことばをかけてあげますか?

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