No.285 チャールズ・M・シュルツ

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【癒しのことば】Vol.285 2001/8/23        
 総発行部数:12,239部

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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
 けします。
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 「ペパーミント・パティ『楽しく生きる秘訣ってなんだと思う?』
  チャーリー・ブラウン『オープンカーと湖を持つこと』
  ペパーミント・パティ『え?』
  チャーリー・ブラウン『天気がよければオープンカーを乗り回して楽しめ
             る・・・雨が降ってもこの雨がぼくの湖をいっぱ
             いにしてくれると思っていられるからね』  」

      -- チャールズ・M・シュルツ(アメリカの漫画家)--

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 いつか私の娘が通う幼稚園の園長先生が嘆いていました。

 「最近は発表会で劇をするときに、『桃太郎』ならみんながみんな桃太郎の
 役をやりたがって困ってしまいます。『桃太郎』は、猿の役の人もいたり、
 鬼の役の人もいてはじめて劇になるのです。桃太郎が5人も10人もいては
 お話になりませんよね・・・」

 聞くところによると、どちらかというとお母さん方が、自分の子どもを主役
 にしたいと熱心だとか。
 幼稚園の先生もけっこう大変なのですね。
 
 桃太郎の役は目立ちますし、カッコいいかも知れません。
 そんな役を演じることができれば、さぞかし満足することでしょう。

 では、おじいさんの役の人では満足することができないのでしょうか?
 犬の役を演じることになったとしたら、もう劇を楽しむことはできないので
 しょうか?

 そんなことはないですよね。
 猿なら猿の役、鬼なら鬼の役を充分に楽しめるはずですし、そこで精一杯演
 技することで満足感も味わうことができるはずです。

 それをわかっていながら、どうしても自分の子どもを桃太郎の役にしたいと
 幼稚園の先生に詰め寄ったり、主役から外れてしまうと落胆してしまうのは
 なぜでしょうか。
 
 さらに多くの人が、
 「そんなこと言っても、やっぱり劇をするなら主役の方が楽しいに決まって
 るだろう」
 と思っているのも確かなようです。

 そんな人は、ひょとしたら「こうだったら幸せになれるのに」症候群にかか
 ってしまっているのかも知れません。
 これは人生も同じことです。
 
 「こうなったらいいのに・・・」
 と思うことはもちろん健全なことです。
 その目標を目指して努力していくことができますよね。
 結果的に、それが手に入らなかったとしても、その努力によって私たちはひ
 とまわり大きく成長していくことができるのです。

 ところが「こうだったら幸せになれるのに」症候群にかかると、その目標が
 達成できないと、自分はとても不幸な人間だと思ってしまうのです。
 そして、なんて自分はダメなんだ、と自分を責めてしまいます。

 さらにこの症候群が進行して「こうでなければ幸せになれない」症候群にな
 ってしまうと、たとえその目標を手に入れたとしても今度は、
 「もし、それを失ったらどうしよう」
 と感じてしまい、自分の達成したことも楽しむことができなくなるのです。

 そしていつも何かと比較して、そうでない自分を疑ったり落ち込んでいたり
 してしまうのです。

 それでは、とても人生を楽しむことなどできはしませんよね。

 本当は、私たちの環境がどうであれ、どんなものを持っていようが持ってい
 まいが、どんなときだって楽しく幸せに生きくことができます。
 「そうであったらいいし、そうでなくてもいい」
 そんなふうに考えて、今の自分を何とも比べることなく受け入れてみれば、
 それだけで幸せを感じるようになります。

 晴れていようが雨が降っていようが、それはそれで楽しめます。
 誰とも違う自分こそが最高だし、何とも違うから生きていて楽しいのですよ
 ね。


 娘の幼稚園の桃太郎の劇を見ました。
 子どもたちは、桃太郎の役、犬の役、キジの役、鬼の役を思いっきり楽しん
 でいるようでした。
 誰が主役か敵役かなんか全然気にしていないみたいでしたよ。

 その楽しさをいつまでも大事にしてあげたいものですね。
 
 私の娘は、年少組でまだ出番がありませんでした。
 さて、来年はどんな役を楽しむことになるのかな?

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このページは、shinが2001年8月23日 15:44に書いたブログ記事です。

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