No.284 鈴木清一

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【癒しのことば】Vol.284 2001/8/22        
 総発行部数:12,248部

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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
 けします。
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 「どんな小さな事でも大きな喜びとすれば、
  大きな喜びとなって自分が幸せになる」

            -- 鈴木清一(ダスキン創業者)--

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 白と黒の碁石を、ばらまいてみます。
 「黒い碁石を集めてみよう」
 そう思って拾っていると、だんだんと目に付くのは黒い碁石だけになって、
 白い碁石は見えてはいるけれど気にとまらなくなってきます。
 
 あるいは白い碁石だけを集めようとすると、白ばかりが目に入りやすくなっ
 てきます。
 そのうちに黒い碁石の存在さえ気がつかなくなっているかも知れません。

 これと同じように私たちの人生においても、自分がいつも考えたり思ってい
 るものだけがよく見えてくるもののようです。
 
 「私の人生は、イヤなことばかりだ。いいことや楽しいことなんてひとつも
  ない」
 そう思っている人は、きっと無意識のうちにネガティブなものばかりを見よ
 うとしているようですね。

 そんなものばかりを集めようとしたら、生きていくことも楽しくなくなるの
 は当然です。
 
 また別の人は、自分はツイいないから不幸なのだと思っています。
 他の人のように、もっと楽しいことに出会ったり、いいひとたちに囲まれて
 いれば幸せなのに・・・
 そう考えているようですね。

 ところが、さっき見たように人生においても、私たちが意識を向けているも
 のが見えやすくなってくるのです。
 となると、自分が幸せかどうかを決めるのは、自分の人生観だということに
 なりますね。

 幸せとは、何かいいことがあったから感じるというものではなく、自分の心
 が生み出しているもののようです。
 私たちは、自分が見ようとするものを見、結局はそれを手に入れるようです
 から。

 だとしたら幸せになるためには、自分のまわりにある『よろこび』を、でき
 るだけたくさん集めてみればいいようですね。
 『よろこび』を感じる時間が増えれば増えるほど、私たちはより大きな幸せ
 を手に入れることができるのです。
 
 「だけど、私のまわりには『よろこび』なんて、ひとつもないよ・・・」
 もし、そう思っている人がいるとしたら、どうしてそれが見えてこないのか
 もうわかりますよね。

 本当は、私たちのまわりには『よろこび』で一杯なのですが、それをみつけ
 ることに慣れていないから見えないだけなのです。

 実は、他のことと同じように、『よろこび』をみつけることも練習すること
 で上手くなることができるのです。
 たとえば毎日最低3つ、自分が感じた『よろこび』を探してノートにつける
 ようにしてみてください。

 「駅のホームに着いたとたん、電車がやってきた。ラッキー」
 「自動販売機に、前の人の釣り銭が残っていた。ちょっと得した」
 「はじめてのお店でお昼ご飯をたべたら、とてもおいしかった」
 など、ほんのちょっとしたことでいいのですから、とにかく日に3つはみつ
 けることをノルマにしてみるのです。

 すると、はじめは何とかこじつけてでもしなければみつからなかった『よろ
 こび』が、そればかりを探そうとしてみると、だんだんとみつかりやすくな
 ってきます。

 毎日、「楽しいことはないかな? うれしいことはないかな?」と探してい
 るわけですから、気がつけばいつの間にか『よろこび』ばかりが見えてくる
 ようになっていることでしょう。
 
 そんな小さな『よろこび』に囲まれていることに気づけば、さらに大きな
 『よろこび』も感じることになります。
 それこそが私たちの『幸せのタネ』になるのですよね。

 心はあまり器用ではないようです。
 黒い石と白い石を同時に探すということは難しいのです。
 『よろこび』と『イヤなこと』どっちを見るようにしましょうか。

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このページは、shinが2001年8月22日 15:43に書いたブログ記事です。

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