No.277 アン・ウィルソン・シェイフ

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【癒しのことば】Vol.277 2001/8/2        
 総発行部数:12,139部

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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
 けします。
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 「完璧主義は、最高の自己批判である」

    -- アン・ウィルソン・シェイフ(アメリカの精神科医)--

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 私たちが、何かをしようとするときには、
 「このくらいは、できるといいな」
 「何とかここまでは、がんばりたい」
 という達成基準を持っていた方が、目指すところが明確になってきます。

 あとどのくらいがんばればいいのかわかれば、自信を持って努力することが
 できますよね。

 もし結果が、自分の目指していた基準に及ばなかったとしても、柔軟に考え
 ることができれば、どこが問題だったのか、何が足りなかったのか振り返り、
 今度はうまくやろうと建設的に受け止めることができます。
 これはとても健全なことですよね。

 ところが、その達成基準をあまりにも重要視するあまり、
 「絶対にそれを達成しなければならない!」
 と強く思い込んでいたとしたらどうでしょうか。

 いくらがんばっても、結果が思わしくなければ落ち込んでしまうことになり
 かねません。
 さらに自分に自信をなくして絶望的になってしまうかも知れません。
 これでは、次にどうして行こうと前向きに考えることは難しいでしょうね。


 これを学生時代の試験にたとえてみると、
 「英語は割と得意だから、80点取れるようにがんばろう。でも、数学は苦
 手だし、60点くらいを目指そうか」
 と柔軟に考えることは健全なようです。

 結果がうまくいけば、
 「やったぜ!」
 とよろこぶことができますし、目標を達成できなければ、問題点を分析して
 その状況を変えていくこともできるのです。

 返却された試験の点数がどうあれ、少なくとも前向きには進んでいくことが
 できますよね。

 でも、
 「どんな科目でも、絶対に80点以上は取らなくてはならない」
 と考えることは、心に大きなプレッシャーをかけてしまうことになります。

 もちろん自分を鼓舞するために、そうハッパをかけるだけならいいでしょう。
 ところが、考え方が柔軟でないと、結果が思わしくないときには、
 「やっぱり自分はダメなんだ・・・」
 とがっかりして失望してしまうことになります。

 いくら努力しても、どうしようもないと思えてくるかも知れません。

 さらに、このような柔軟性を欠いた考え方をしていては、たとえいい点数を
 取ることができたとしても素直によろこぶこともできないようです。

 たとえ今回目標を達成したとしても、次もうまくいくとは限らないのです。
 「もし、今度の試験で点数が下がってしまったらどうしよう・・・」
 そう思えてきて、心が安まるヒマもないかも知れません。

 つまりどんな点数でも、前向きに進んでいくことは難しいようですね。

 さすがに、ここまで極端な人は少ないと思いますが、どちらにせよ、
 「絶対~ねばならない」
 という考え方は、自分を苦しめるだけなのではないでしょうか。

 全く同じ点数を取ったとしても、考え方によって受け止め方が全然違ってく
 るようですね。


 どんなに多くのものを持っていても、何かを手に入れなくてはならないと思
 い込んでいると、それを得ることができないと絶望を感じます。
 さらに、たとえ手に入れることができたとしても、いつ失うかと気が気では
 なくなるでしょう。

 それよりも、まず今の自分を認めるというところからはじめてみましょうよ。
 そうすれば、どんな問題に出会っても、どんな点数を取ることになったとし
 ても、この世界のすべてのものは、私たちの幸せのタネですよね。

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このページは、shinが2001年8月 2日 15:35に書いたブログ記事です。

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