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【癒しのことば】Vol.273 2001/7/27
総発行部数:12,065部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
けします。
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「真実ほど美しいものはなく、真実だけが人に好かれる 」
-- N・ボワロー(フランスの詩人・批評家)--
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私たちは、他人にどう思われているかということをとても気にしながら毎日
を生きているようです。
なぜなら、子どもの頃からずっと、
「人からどう見られているか、よく考えて行動しなさい」
「みんなに好かれる人にならなくてはいけないよ」
などと言われ続けて成長してきたのですから。
そんなことばを聞いたことがないと思っている人でも、子ども時代に、みん
なから嫌われていたり、ちょっと人と変わっているからということで好奇の
目を向けられていた仲間の運命を見ていたとしたら、
「人には嫌われてはならない」
というメッセージを無意識のうちに受け取っていたのではないでしょうか。
そのため大人になってからでも、多くの人たちが
「他人にどう思われているか」
ということを自分の行動の判断基準にしていて、それに疑問を持つこともな
いのです。
もちろん人に好かれるということは、とても気分のいいことですし、それで
自分とまわりの人のためになるのなら何の問題もありません。
でも、あまりにも人にどう思われているかということを重視するあまり、自
分のためではなく、誰か他の人のために生きているような人もいるのではな
いでしょうか。
たとえば自分がやりたくないことでも、人に嫌われたり、誰かに気まずい思
いをさせるのがイヤで、なかなか「NO」と言うことができない人は、案外多
いようです。
そして結局は、何もかも引き受けることになって疲れてしまったり、自分が
犠牲者になったように気がして相手のことを恨んでしまうことになります。
ところが「NO」と言えない間は、相手は私たちががそれをすることをイヤが
っているということがわからないのですから、また同じ繰り返すことになる
のです。
あるいは、
「この人は、どんなことでも引き受けてくれる」
と思われて、やっぱりしたくもないことばかりを引き寄せることになってし
まいます。
といって勇気を出して、それを断ろうとして理由をいろいろ並べようとして
もあまりうまくは行かないようです。
なぜなら、そんなときにも私たちは無意識に、相手から嫌われないようにす
るために、つい自分でも思ってもいないことを言ってしまったりするからで
す。
それでは自分も相手も、ちゃんとは納得できず、よけいに気まずい雰囲気に
なってしまい、結局、それを引き受けざるを得なくなることになるかも知れ
ません。
どっちにしろ、人にどう思われているかということを判断基準にしているう
ちは、自分自信の真実をないがしろすることになってしまいます。
何かをしたい、あるいはしたくないということは、自分自身が決めることで
他の誰かの顔色をうかがって選ぶことではないはずです。
そして、それを決めるのに理由もいりません。
自分がしたいから。
自分がしたくないから。
それこそが自分にとっての真実なのではないでしょうか。
他の人にどう思われるかということを優先すればするほど、自分が好きなこ
とをする自由がなくなってきます。
それよりは、自分の真実に従って、やりたくないことは、
「今は、それをしたくないんだ」
とキッパリと宣言した方が、ずっとスッキリしますし、それで大きな自由を
手に入れることにもなるでしょう。
だって、自分のための人生なのです。
主人公は、もちろん自分ですよね。
さらに、自分の真実に正直になれば、自分の夢を叶えるためのエネルギーも
どんどん湧いてくるようですね。

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