======================================== http://www.unicorn.ac/ ======
【癒しのことば】Vol.266 2001/7/17
総発行部数:11.919部
======================================================================
※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
けします。
----------------------------------------------------------------------
「酔っぱらったウサギのことをイメージしてみてください」
もし、いきなりそんなことを言われたとしたら、あなたはどんなウサギの姿
を思い浮かべているでしょうか?
「次は、その酔っぱらったウサギのことを絶対に考えないでください」
またそんなことを言われてしまいました。
するとどうでしょう。
考えないようにすればするほど、酔っぱらったウサギのイメージが頭を離れ
なくなってしまうのではないでしょうか。
では今度は、ウサギのことを考えてもいいし、考えなくてもいいですから自
由にしてみてください、
そうなると、しばらくは酔っぱらったウサギのことが頭に残るかも知れませ
んが、きっとすぐにどうでもよくなって、他のことに意識が向いてしまうこ
とになるでしょう。
私たちは、良いことでも悪いことでも、誰かに言われたことばが頭に引っか
かって、いつまでも離れないということがよくあります。
イヤミを言われたり、自分の欠点を指摘されれば、落ち込んでしまうか、不
愉快な気分を味わうことになります。
「期待しているよ」
「君なら、絶対できるよ」
などと言われたとしても、かえってそれがプレッシャーになってしまうこと
もあるでしょう。
どちらにせよ言われたことが気になり、
「自分は、今のままではダメなんだ……」
と自分のことを、受け入れられなくなってしまったり、何かをやろうとして
も、
「こんな自分では、うまくできないのではないだろうか・・・」
という恐怖が生まれ、ちゃんと本来の力を出すことができないかも知れませ
ん。
これはいったい誰の「責任」なのでしょうか?
確かに、そのことばを投げかけたのは、他の誰かかも知れませんが、いつま
でも考えたり、頭から追い払おうとすることによって、それを持ち続けてい
るのは誰なのでしょう。
そう、誰でもありません。
それは自分自身なのですよね。
本当に楽になるためには、自分の責任をちゃんと明確にしておく必要があり
ます。
……といっても、恐れることはありませんよ。
自分の「責任」とは自分を責めるためにあるのではないのです。
本当は、ただ、
「今の自分ができることを、全力でやってみる」
ということだけなのです。
それ以上のことは、自分の「責任」外のことなのです。
結果は、うまくいくこともあれば、そうでないこともあります。
相手の期待に添えることもあれば、そうでないこともあります。
それでいいのではないでしょうか
「こんな結果をださなくてはならない」
「こうあるべきだ」
というのは、誰かの「責任」です。
私たちは、そんな他の人の「責任」まで背負って、
「あの人が、そんなことを言ったから……」
と被害者になったり、
「うまくいきそうもない。やっぱり自分は、ダメな人間なんだ」
と落ち込むことはありません。
ただ、自分のできること、できないことを明確にして、できることに全力で
がんばってみる、それだけでいいのです。
そう考えてみると、するべきことをやった後では、そこから本当に自由にな
ることができて、もっともっとこの世界を楽しむために、次のワクワクを感
じることに意識を向けることができるのです。
今の自分ができることを精一杯やり、学ぶことをを学び、さらに成長して、
すばらしい未来を作り上げていく。
……私たちの本当の「責任」は、きっとただそれだけなのですよね。

コメントする