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【癒しのことば】Vol.245 2001/6/14
総発行部数:10.084部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
けします。
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「ひとりひとりは、いまだかつてこの世に存在しなかった独自の存在である。
したがって、自分にしか果たせない使命を持って、この世に存在している
のだ。
もし同じ存在があったとしたら、この世に私が今いる必要はない」
-- マルチン・ブーバー(イスラエルの哲学者)--
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私たちは、普段、足の小指の存在など気にもしないで歩いていますよね。
でも、その足の小指をどこかにぶつけて、痛みを感じたとしたら、急にその
存在を意識することになるのではないでしょうか。
ケガでもしようものなら、歩く度に痛みが走り、いつも足の小指のことが気
になってしまうかも知れません。
私たちが「自分」という存在を意識するときも、同じではないのでしょうか。
人間関係で悩む。
自己嫌悪や罪悪感を感じる。
自分の将来のことを不安に思う。
そんなときには、「自分」がどこかにぶつかって、痛みを感じているのかも
知れません。
傷ついて、早く癒してくれるのを待っているのかも知れません。
「自分」とは、今、ここにいる私たちという存在です。
それ以上でも、それ以下でもないし、世界中のどこを探しても、それ以外に
はみつかりはしません。
いま笑い、泣き、よろこび、悲しんでいる。
いいこともあれば、嫌なこともある。
そんな存在こそが、「自分」なのです。
そして、健康なときには、そんな「自分」の存在など意識もせずに、ただこ
の世界を楽しんでいくことができるのです。
「自分」は、「自分」だから、そのままでしか生きることはできないのです。
ところが私たちは、「自分」の道を歩かずに、他の道を歩こうとします。
「自分」を生きずに、誰か他のものになろうとしてしまうのです。
他の人と「自分」を比べてみたり、他と競争したりして、本当の自分を生き
ることをしようとしないのです。
あるいは、どこかに「本当の自分」がいるはずだと、今の自分を否定したり
することもあるでしょう。
そんなときには、「自分」が痛みを感じて、悲鳴をあげるのではないでしょ
うか。
何かに気づいてくれと、私たちにメッセージを送るのではないでしょうか。
私たちの心のなかの声は、いつも「自分」の夢や生きる目的を語っているよ
うです。
本当に自分自身を生きるときにこそ、私たちはその声に従うことができるの
です。
私たちは、ひとりひとりがかけがえのないユニークな存在なのです。
そして、この世界が私たちをサポートするに値する存在だと認めているから
こそ、今ここにいるのではないでしょうか。
その事実を信じてみましょう。
そして、ただ自分自身を楽しんでみましょうよ。

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