No.244 エマーソン

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【癒しのことば】Vol.244 2001/6/13        
 総発行部数:10.041部

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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
 けします。
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 「美しいものを見つける為に私たちは世界中を旅行するが、自らも美しいも
  のを携えて行かねば、それは見つからないだろう」

               -- エマーソン --

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 生身の身体を持っている私たちは、目の前に壁があれば、前に進むことはで
 きませんし、ときにはころんでケガをしたり、疲れ切ってしまうこともある
 でしょう。

 でも、だからといって、前に進むことをあきらめることはないですよね。

 どんな大きな壁だって、どこかに回り道はみつかるはずですし、がんばって
 乗り越えていくこともできるでしょう。
 もし、自分の手に負えないような壁なら、誰かの助けを求めてもいいですし、
 遠回りになったとしても、別の道を通ることもできます。

 ケガをしたり疲れたら、しばらく休息を取って、元気になるのを待てばいい
 のです。
 そして今度は、ケガをしないように気をつけたり、疲れすぎないように歩き
 方を工夫して進んでいきます。

 そして、私たちは、そのたびに一回り大きくなって、今度はもっと上手く壁
 を乗り越えたり、ケガをしないようにすることができるのです。


 私たちが人生で出会う障害や悩みなども同じことかも知れません。

 どんな大きな障害に出会おうとも、どんなに苦しくても、かならず乗り越え
 ていくことができますし、そこから何かを学ぶことができるのです。

 ところが、ときとして私たちは、大きな困難に出会うと、もうどうしようも
 ないと、頭を抱えてしまいます。
 人によっては、目の前の壁をなんとかしようと、一生懸命に押し続けたり、
 ケガをして足が動かなくても、とにかく前に進もうとして、倒れてしまった
 りすることもあるようです。

 そして、うまくいかないと、一層深刻に悩んでしまうのです。

 そんなときには、ちょっと考えてみてください。
 その苦しみの原因は、壁やケガにあるのではなくて、私たちの、
 「こうしなければならない」
 という思いこみなのではないでしょうか。

 これは、まるで大きな川のなかで、小さな杭に引っかかって、どこへも行け
 ないと苦しんでいるようなもののようです。
 なかには、自分から、しっかりと杭にしがみついている場合もあるようです
 ね。

 その杭から、自分を外してやれば、私たちは自由にどこへでも流れていくこ
 とができるのですが、こだわりがあるとなかなかそれには気がつかないので
 す。

 そして、一生懸命がんばってしまうのです。


 ひょっとしたら、その壁やケガという障害さえ、
 「こうでなければならない」
 「こうあるべきだ」
 という、私たちのこだわりが生み出しているのかも知れません。
 
 「道は平坦で歩きやすくなければならない」
 と思えば、ちょっとした地面の出っ張りも障害物と見えてきます。
 「ケガをすべきではない」
 と考えていれば、自分がころんでケガをしたことに罪悪感さえ感じるかも知
 れません。

 本当は、この世界には、
 「こうでなければならない」
 ということなどないのでしょう。

 壁はあってもいいものだと思えば、ロッククライマーのように、けっして大
 きな壁でも障害物とは見えず、かえってそれを乗り越えることに楽しみさえ
 感じることができます。

 ケガはつきものだと思えば、少々の冒険にも楽しみながら立ち向かうことが
 できるのではないでしょうか。


 できれば、
 「こうでなければならない」
 の代わりに、
 「こうであったらいいし、そうでなくてもまたいい」
 という考え方を持ってみてはいかがでしょうか。

 そう思って、この世界を眺めてみれば、どんなことからだって苦しみのかわ
 りに、楽しみをみつけることができるのです。

 そして、きっと私たちの人生の本質が見えてくるでしょう。

 それは、よろこびに満ちて、楽しみながら私たちが大きくなっていくために
 あるのだということかも知れませんね。

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このページは、shinが2001年6月13日 14:41に書いたブログ記事です。

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