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【癒しのことば】Vol.240 2001/6/7
総発行部数:9829部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
けします。
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「私は生きることに夢中だ。
人生の変化、色、様々な動きを愛している。
話ができること、見えること、音が聞こえること、歩けること、音楽や絵
画を楽しめること、それは全くの奇跡だ」
-- アルトゥール・ルービンシュタイン (ドイツのピアニスト)--
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どんなに高くて、美しい景観の山ばかりだったとしても、毎回ケーブルカー
やロープウェイなどで登るのなら、すぐに飽きてしまって、何度も登ろうと
いう気にはならないかも知れません。
でも、自分の足で登るのなら、ひとつの山へ登ると、今度はまた違った山へ、
もっと高い山へと飽きることなく登り続けることができます。
一歩一歩踏みしめながら歩いていると、ただ足に伝わる山の感触や、鳥の声、
まわりの景色を楽しむことができます。
そんなときには、
「本当に頂上へたどり着くことができるのだろうか・・・」
などと先の心配など湧いてこないはずですし、もし湧いてきたとしても、す
ぐにどこかへ行ってしまいます。
だって今は、ただ登っていくだけなのですから。
また、
「しまった、もっと早く登りはじめればよかった・・・」
と、過ぎ去ったことを悔やんでいたとしても、今はただ登るだけ。
すぐにそんなことは忘れてしまうでしょう。
道が険しくても、障害物があっても、ただ何とか乗り越えるだけです。
疲れたら、ちょっと休んで、また頂上に向かって歩きはじめるだけです。
頂上に到着すれば、大きな充実感を感じます。
今まで登ってきた道を振り返れば、それは私たちの成長の奇蹟なのです。
そして、それは自分がその山へ、自分の足で登るということを選んだからこ
そ得られたことなのです。
もし、何か将来の不安を感じていたり、過去を悔やんでいるとしたら、ちょ
っと考えてみてください。
あなたは、本当に自分の足で、自分の人生を歩いているのでしょうか。
朝起きたときに、
「さあ、今日はこれをやるぞ!」
というものがあるでしょうか。
それとも、
「何をやればいいのかな?」
と思っていたり、何となく毎日を過ごしているのでしょうか。
ケーブルカーから、世界を眺めるのも、楽しいでしょう。
でも、本当に充実した人生は、自分の足で歩いていく先にこそみつかるので
はないのでしょうか。
まずは自分がどんな山へ登りたいかを考えてみましょう。
いつかは必ずその山の頂上に登ることができる自分の足を信頼してみましょ
うね。
そして後は、ただ自分の足で登ることを楽しむだけなのです。
きっと、そのために私たちは、この世界に生まれてきたのですよね。

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