No.239 コレット

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【癒しのことば】Vol.239 2001/6/6        
   総発行部数:9733部

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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
 けします。
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 「私の人生は、なんてすばらしかったのでしょう。
  ただ、そのことにもっと早く気づけばよかったのです」

            -- コレット --

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 「舌切り雀」というおとぎ話では、雀をかわいがっていた優しいおじいさん
 が、雀のお宿でもてなしを受け、おみやげに小さなつづらをもらって帰りま
 す。

 おじいさんがそのつづらを開けてみると、なかには金銀、綾錦、大判小判が
 ぎっしりと詰まっていました。
 それを見た意地悪なおばあさんは、あわてて雀のところへいき、やっぱりお
 みやげをもらいます。

 それも、いちばん大きなつづらを持って帰るのです。
 ところが、そのつづらのなかからは、蛇やむかでなど恐ろしいものがゾロゾ
 ロと出てきたということです。

 このお話は、欲張るとろくなことはないよ、という教訓を教えているように
 も見えますが、ひょっとしたら、もしもおばあさんが小さなつづらを選んで
 いたとしても、やっぱり蛇やむかでが出てきたのではないでしょうか。

 なぜなら私たちは、自分が思っているように世界をみているからです。


 たとえば、
 「私はとても内気な性格だ」
 と思っている人がいたとします。

 すると、何をやっても自分の行動が内気で消極的なように見えて、ほんの些
 細なことが、それを証明する証拠のように思えてきます。

 でも、ちょっとその性格を別な角度から光をあててみると、
 「とても思いやりが深くて、優しい」
 「感受性が豊かで、まわりの人の気持ちがよくわかる」
 「慎重で、よく考えてから行動する」
 という面もあるということがわかってくるのではないでしょうか。

 それに気づくと、今度は自分のいいところがどんどん見つかってくるのです。
 そして、まわりの人たちの反応もそれを証明しているように思えてくるもの
 です。

 私たちに必要なものは、すべて私たちのなかに見つかるようです。
 別に何かを変えなくても、新たに作り出さなくても、そこにあって、ただ私
 たちがそれに気づいてくれるのを待っているのです。

 そして、私たちがつらいことに出会ったり、自分を受け入れることができな
 くなったときこそが、その自分のもうひとつの面に気づくチャンスなのでは
 ないでしょうか。

 明るい部分、暗い部分。
 いいところと嫌なところ。
 長所と欠点。

 それは、ただどういう見方をしているかの違いだけで、本当はすべて自分な
 のです。
 それをすべて受け入れれば、自分をまた違ったように見ることができ、望む
 ように生きていくことができるということに気づくのではないでしょうか。


 つづらを開けたときに、金銀がでてくるのか、蛇がでてくるのかは、私たち
 の心が決めるようですね。

 そして、どんなふうに生きていくか、人生で何を創りだしていくかも、やっ
 ぱり自分の心が決めるのです。
 そして、そのための道具は、全部自分のなかにそろっているのですよね。

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このページは、shinが2001年6月 6日 14:35に書いたブログ記事です。

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