No.238 スチーブンソン

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【癒しのことば】Vol.238 2001/6/5        
   総発行部数:9714部

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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
 けします。
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 「希望は永遠の喜びだ。
  人間の所有している土地のようなものだ。年ごとに収益があがって、けっ
  して使い尽くすことのできない確実な財産だ」

           -- スチーブンソン(イギリスの作家)--

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 ヨーロッパには、ノミのサーカスという見せ物があります。
 これは、小さなノミがミニチュアの馬車を引いたり、踊ったりするものだそ
 うです。

 ノミは、驚くべき跳躍力を持っていて、自分の体長の二千倍以上も高く飛べ
 るということですから、簡単に逃げ出すことができそうに思えます。
 ところが、サーカスのノミたちは、まるで自分の頭の上に見えない天井でも
 あるかのように、けっして飛ぼうとはしないのです。

 なぜなら、ノミはずっと小さなガラス箱のなかで飼育されてきたのです。
 いくら逃げだそうとしても、飛び上がるたびに、ガラスの蓋に頭をぶつけて
 は落ちるということを繰り返します。
 
 そのうちにノミは蓋を取り外しても、もう高くは飛ぼうとはしなくなります。
 そして、さらに蓋の高さを低くしていけば、もうノミはまったく飛ぼうとは
 せずに、ただ歩くだけになってしまうということです。

 そんなふうに本来の自分の力を制限されていくと、もはやノミは、逃げるこ
 ともしようとはせずに、ただ調教師のいいなりになってしまうのです。


 これはノミの話ですが、ひょっとしたら私たちも自分に同じようなことをし
 ているのかも知れません。

 何かにつまづいたり失敗したりするたびに、私たちは自分自身に制限を加え
 ていってしまいます。

 「私は、ここまでしかできない」
 「これ以上は無理だ」
 「これが私の限界だ」
 と、自分で見えない天井を作りあげてしまうのです。

 そして、いつしか本来の自分を信じることができなくなり、サーカスのノミ
 のようにただ何かのいいなりに生きていくことになってしまうかも知れませ
 ん。

 これがさらにいきすぎたり、心に大きな傷を受けるような体験をすると、も
 はや本当に自分がやりたいことにチャレンジしよう、夢に向かって飛んでい
 こうという「望み」も持てなくなってしまいますね。

 でも、そんなときこそが、自分が変わるときです。
 見えない天井をうち破るチャンスなのです。
 「自分はこうだ」というこだわりを捨て、本当の自分を取り戻していきまし
 ょう。


 といっても、何も大きなことをはじめたり、無理をする必要はありません。
 ほんの少しでもいいのです。
 「自分がこうできる」
 ということをみつけて、やってみるのです。
 ワクワクすることをみつけて、それを楽しんでみるのです。


 「絶望」の『絶』は全くないということですが、「希望」の『希』はわずか
 にあるということを意味しています。
 
 ほんの少しでも私たちが、
 「自分はこうできる」
 というところに目を向けることができれば、「希望」が生まれてきます。
 
 「希望」を持つことができれば、自分の行きたいところへ向かっていく元気
 も湧いてくるのです。

 私たちは、いつでも自分のしたことをし、生きることを楽しむことができま
 す。
 これには、「限界」などないのです。

 信じられない人は、手を上にあげて思いっきりジャンプしてみてください。
 ね、どこにも天井なんてなかったでしょう。

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このページは、shinが2001年6月 5日 14:34に書いたブログ記事です。

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