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【癒しのことば】Vol.232 2001/5/28
総発行部数:6426部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
けします。
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「頭を垂れてはなりません。
頭はいつも高く、そして世界を真っすぐに見るのです」
-- ヘレン・ケラー --
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苦しみや痛みは、できれば味わいたくはないものです。
誰しも意識のうえでは、苦痛を避けようと気をつかっているように見えます。
でもなかには、無意識のうちに自分に対して、肉体的あるいは精神的に苦痛
をもたらすようなことをやり続ける人たちもいるようです。
たとえば過食、アルコールや薬物中毒、または働きすぎや罪悪感や劣等感を
持つ・・・
頭ではそれが自分を痛めつけるものということがわかっていても、どうして
もやめられないことがあるという人も多いのではないでしょうか。
なぜ私たちが、このようなことをするかというと、それによって何か得るも
のがあるからです。
たとえば、私たちが小さな子どもだった頃のことを振り返ってみてください。
私たちがケガや病気をしたときには、いつにも増してまわりの人は愛情を注
いでくれたのではないでしょうか。
そんなとき親やまわりの人たちは、いつもより優しく私たちを受け入れてく
れ、気遣ったり、心配してくれたのです。
ひょっとしたら、そこから私たちは、
「自分が苦しんでいれば、愛してもらえるんだ」
ということを学んだのかも知れません。
また、失敗してしょげているときに、まわりから優しく慰めてもらった子ど
もは、
「悩んでいたり、落ち込んでいれば、誰かが優しくしてくれる」
ということを学ぶかも知れません。
あるいは何か悪いことをしたときに、「叱られる」という形でまわりの人に
かまってもらうことに成功した子どもが、自分に注意をひこうとするときに
は、どんな行動を取ろうとするのでしょうか。
さらに痛みを持っていれば、何かにチャレンジしなくていい言い訳になると
いうこともあるでしょう。
もちろんこれはすべて自分ではもはや気づかない領域、つまり無意識のレベ
ルでの選択なのです。
本当は、私たちが求めているものは「痛み」や「苦悩」ではなくて、「愛」
だったのではないでしょうか。
そして、それは実は誰か他の人から与えられるものではないのです。
自分が自分を気遣い、耳を傾け、大事にしてあげてください。
たっぷりと自分に愛情をあげることができれば、他人から何も期待しなくて
も満ち足りていることができるのです。
そうすれば、「苦しみ」や「痛み」を持つ必要もなくなってきますよね。
そして、さらに私たちは大きく成長していくことになります。
「苦しみ」や「痛み」は、そのためにそこに存在していて、いつも私たち
が、気づくのを待っていてくれているのかも知れませんね。

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