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【癒しのことば】Vol.223 2001/5/15
総発行部数:6195部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
けします。
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「井戸を掘るなら、水が出るまで掘れ」
-- 石川理紀之助(農村指導者)--
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何かをやりはじめたら、途中でやめない限りは「挫折」ではありません。
心から願うことを、あきらめず続けているうちは「努力中」なのです。
どんな井戸だって、水脈の浅いか深いかの違いだけで、掘り続けていけば、
いつかはきっと水が出てくるでしょう。
コロンブスは28歳のときに、結婚した相手が船長の娘だったことから、海
図づくりをはじめることになったそうです。
そして、海図を見ているうちに、大西洋を西へ西へと進めばインドに着くは
ずだと確信するようになります。
コロンブスは、どうしてもそれを確かめたくて船団を組もうとします。
でもスポンサー探しは、困難をきわめました。
まず、ポルトガルの国王ジョアン2世に掛け合いますが、みごとに断られま
す。
イギリスの女王は、会ってもくれませんでした。
最後の頼みのスペインのイザベラ女王には、断られはしなかったものの、
「検討してみましょう」
といことで、何年も待たされることになります。
それでもコロンブスは、何度も何度も説得を重ね、ついに許可をもらうこと
に成功したのです。
コロンブスが、念願の航海へ出発したのは、志を立ててから13年が経過し
てからのことだったのです。
また、キュリー夫人といえば、物理学と化学のふたつの部門でノーベル賞を
受賞したスゴイ女性ですが、そこに至るまでには、本当に強い意志と願望が
あったようです。
マリー・キュリーが生まれたポーランドは、当時ロシアの植民地でした。
彼女は、科学者として故国の役に立ちたいと、小さい頃から強い志を立てて
いました。
そして将来は、姉とともにフランスの大学へ留学することを目指して、勉学
に励んでいたのです。
ところが中学校の教師をしていた父親が、ある事情で職を追われることにな
り、経済的にとてもフランス留学は、不可能な状態になってしまったのでし
た。
それでも、彼女は夢をあきらめることはせず、姉にこんな提案をします。
「私ががんばってアルバイトをして学費を稼ぐから、お姉さんはそのお金で
フランスへ留学してください。そして、卒業したら、今度は私の学費を援
助してくださいね」
そのことば通り、姉がフランスでの学業を終え、学費の援助をはじめること
が可能になったときには、マリーはすでに25歳になっていました。
彼女は、その歳から勉強を再開し、みごとソルボンヌ大学へ入学することが
できたのです。
そして、世界に貢献する研究への大きな一歩を踏み出すことになります。
何かにつまずいたり、自分にはとてもできないと挫けそうになったときには、
このコロンブスやキュリー夫人のことを思い出してください。
そして、もう一歩だけ前に進んでみてください。
もう少しだけ、深く井戸を掘ってみてください。
この世界の法則としては、どんなに深いところに水脈があっても、それがそ
の人にとって本当に必要な水だとしたら、いつかは必ず到達することになっ
ているようですから。

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