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【癒しのことば】Vol.215 2001/4/24
総発行部数:6049部
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「ものごとをあるがままの姿で受け入れよ。
起こったことを受け入れることが、不幸な結果を克服する第一歩である」
-- ウィリアム・ジェームズ(アメリカの心理学者)--
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思いがけない事故や突然の失業。
または失恋や信頼していた人の裏切り、さらには仕事上での失敗……
何か納得がいかないできごとに遭遇したときに、それを受け入れることがで
きないでいると、怒りの感情がこみあげてきます。
これは人間である以上、無理もないことなのですが、その怒りのエネルギー
をどこへ向けるかによって、私たちの受け取るものは大きく違ってくるよう
です。
たとえば、
「何で私がこんな目に遭わなくてはならないんだ。こうなったのもすべては、
あいつが悪いんだ」
と怒りを他人に向けるという選択をすることもできます。
でも、そうすれば、「怒り」は「恨み」へと変わっていき、さらにはいつも
何かに「敵意」を持つようになってしまうのではないでしょうか。
すると、誰にも心を許すこととができなくなって、心が安まることもなく、
いつもイライラして過ごさなければならないかも知れません。
また、怒りを自分に向けた場合はどうでしょうか。
「私はいつもツイていないし、何をやってもうまくいかない。本当にダメな
どうしようもない人間だ!」
などと思ってしまえば、いつも「憂鬱」や「不安」を持つことにもなりかね
ません。
そうなると自信を持つことができなくて消極的になり、何もやる気が起きな
くなってしまうのではないでしょうか。
どちらもあまり良い選択とはいえないようですね。
どうせなら、もうひとつの選択肢として、別のところに「怒り」のエネルギ
ーを向けるということを考えてみてはいかがでしょうか。
たとえば、この経験を生かして、自分がもっと良くなっていくためには、ど
うすればいいかということに意識を向けてみるのです。
つまり、人生に起こるすべてのできごとには、何か意味を持っていると考え
てみるようにするのです。
そういう考え方をすることができれば、
「これは学ぶためのいい機会だ」
と前向きに、そのできごとに向かい合うようになります。
そうすると、いろいろ自分が克服すべき問題点が見えてくることでしょう。
そして積極的に行動を起こすことができ、そのできごとを乗り越えた私たち
は、前より一層、成長できることになるのではないでしょうか。
結果的には、そのできごとがあったために、私たちの世界は、ますます良く
なっていくことになるでしょう。
この違いはただ、できごとをどう見るかの違いだけだったはずですよね……

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