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【癒しのことば】Vol.211 2001/4/18
総発行部数:6010部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~土の毎日お届
けします。
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「ほんとうに楽しいときには、
楽しいなんて気持が湧かないで楽しい」
-- 中村 天風 --
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何かに執着していたり、こだわったりしていると、自由に生きていくことが
難しくなってしまいます。
お金を持っていると、そのお金を失ってしまうのではないかと、気になりま
すし、高い地位にいる人は、誰かにその地位を奪われはしまいかと、気が休
まることがない人が多いようです。
では、お金や地位を持たないでいれば、執着も手放すことができるかという
と、これもそう簡単にはいかないようです。
「お金や地位など、持っていれば執着になる。そんなもの持ってはいけない」
と思うことも、それ自体がこだわりになってしまうかも知れません。
たとえ、私たちが見えないところへそれを隠したとしても、何かに対する執
着を捨てなければならないと思うことは、その何かを私たちの目の前に引っ
張り出してくるようなものです。
その度に、私たちはそれを見てしまうことになるのです。
本当に何かを手放すということは、それを見えないところへやろうと努力す
ることではなくて、それを見ても心を動かされないようにすることなのでは
ないでしょうか。
あってもいいし、なくてもいい。
持たなくてはならないと思うこともないし、持ってはいけないと思うことも
ない。
そのものを、ただそのものとして見ることができれば、それこそが執着がな
い状態なのではないでしょうか。
さらに
「あっても楽しいし、なくても楽しい」
と思うことができれば、もっといいですね。
ひょっとしたら、そんな考えさえ持たなくて、楽しいことを、ただ楽しいと
感じる心になることが最高なのかも知れません。
そして、
「楽しいから」
「好きだから」
ということが自分の行動基準になる生き方ができれば、こんなにすばらしい
ことはないでしょうね。

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