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【癒しのことば】Vol.191 2001/3/21
総発行部数:5721部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~土の毎日お届
けします。
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「人生は困難である必要はありません」
-- サネヤ・ロウマン(『リヴィング・ウィズ・ジョイ』より)--
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わり算にだけあって、たし算やひき算、そしてかけ算にはないものはなんで
しょう。
それは、答えが得られない(=割り切れない)ことがあり得るということで
す。
たとえば、3÷2には整数では答えは得られませんね。
どうしても「あまり」がでてきてしまうことになります。
それでも何とか割り切ろうとすると、小数点以下の数字を考慮に入れる必要
があります。
すると、3÷2=1.5となり見事に割り切ることができるのです。
「割り切る」とは何かを受け止めつということですから、私たちがそのものを
どう理解して受け入れるかということでもあります。
私たちが生きていく上でも、人間関係や仕事などで、どうしても割り切れず
に「あまり」がでてくることがあります。
そんなとき、ちょっと視野をひろげてみると(ちょうど小数点という概念を
導入するように)、ちゃんと割り切れて、すべてがうまくいくということも
よくあるようです。
しかし、どうしても割り切れないこともあるのではないでしょうか。
10÷3=3.33333333……となり、どこまでいっても終わり
がありません。
ましてや世のなかの現実は、簡単に割り切れないことの方が多いような気が
します。
そんなとき、「あまり」の存在を受け入れることができるかどうかは、私た
ちが楽に生きていくことができるかどうかということに深く関わっているよ
うです。
「あまり」を余分なものと考えていると、それを無くすためにかなりの努力
を強いられることになります。
たとえば、必死で答えを見つけようと、どこまでも計算を続けたり、割り切
れるために、もっと違う概念はないかとあれこれ追い求めたり……
人によっては自分が納得できるように無理矢理に四捨五入してみたり、思い
切って「あまり」存在を無視して、切り捨てたりすることもあるでしょう。
そんな人たちは、世のなかのことはどんなことでも、絶対的な基準があり何
でも二分法で割り切れるのだと思い込んでいる傾向が強いようです。
「いい」か「悪い」か、「善」か「悪」か、「役に立つ」か「無用である」
のか。
あるいは「正しい」か「間違っている」か……
そんな人に限って、自分にとても厳しい基準を持ち、人はいつも「正しく」
「良く」あらねばならないと思い込んでいることが多いようです。
それがどんなに苦しくても、困難な道でも、その人がちゃんと割り切って
「正しい」と答えを出したことにこだわり、がんばり続けてしまうもののよ
うです。
だけど、もうひとつの道として、「あまり」を楽しんでみるという選択もあ
るのではないでしょうか。
それは「正しい」かも知れないし「間違っている」かも知れない、でも自分
には「面白そうだ」という「あまり」がでたから、とにかくやってみよう。
そんなふうに思えると、結果的には正しい答えが手に入るのかも知れません
ね。
それが「あなたにとって」正しかったのかどうかという答えが。
だって、私たちの基準は、数学や科学の基準とはちょっと違っていることが
多いようです。
ましてや、他の人の基準とは、全然違うのですから。

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