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【癒しのことば】Vol.186 2001/3/14
総発行部数:5514部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~土の毎日お届
けします。
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「そのままの自分でいい
そのままの自分が百点満点」
-- 山崎房一(教育者)--
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あるとき牧師が信者たちに、「今、何を祈っているのですか?」と問いかけ
ました。
すると病気の人は、「健康になれるように祈っています」と答えました。
失業中の人は「安定した仕事を」、両親の愛に飢えて育った人は「いつも暖
かい家庭を」と答えます。
ところが、ひとりの人ははこんなことを言いました。
「私は、どんなことからも逃げたいとは思いません。
私が祈るのは、毎日の生活のなかで起こるすべてのことを正しいと信じ、
すべてに意味を感じる力が欲しいからです。
私は、自分がしあわせであることを感謝しています」
その人は、見るからに幸福そうだったということです。
どんな人のなかにも“光”と“影”は存在します。
“光”とは、強さや、他の人に誇れる特技や性格などがあります。
そして“影”は、弱さや不安に思う心、他の人には知られたくない自分の嫌
ところなどです。
ほとんどの人は、“光”の部分はよろこんで人に見せようとします。
また、この“光”だけが本当の自分なのだと思い込もうとするようです。
そして“影”の部分は否定して、できるだけ他人には知られないようにしま
す。
ときには、自分自身にも見えないように覆い隠そうとするもののようです。
でも、いくら覆い隠しても“影”だって自分の一部ですから、ときには顔を
覗かせることもあるでしょう。
それを否定するということは、自分を否定することになるのではないでしょ
うか。
それは自分を苦しめることになってしまうのです。
それに、心の法則として、否定すればするほど、こだわればこだわるほど、
その存在が大きくなっていくということもあるようです。
自分の“影”の存在も認めて、受け入れることができれば、“光”と“影”
はバランスを取り戻し、調和して循環することができます。
強くなるためには弱さが必要ですし、自信を持つためには、恐れる気持ちも
持つ必要があるようです。
どうしようもない自分がいるから、何でもうまくいく自分がいるのです。
“光”と“影”どちらも私たちの一部分です。
そのどちらにも部分にもこだわることなく、すべてを認めることが本当の自
分を知ることになるのです。
何をしなくてはいけないと思い込んでいるのか、何を手に入れることができ
ないと思い込んでいるのか。
どうあらねばならないと決めているのか、どうあってはいけないと決めてい
るのか……
そんなこだわりから自由になれば、知ることができるでしょう。
本当は何がしたいのか、何がしたくないのか。
何をするために、「今」「ここ」にいるのか。
そしてそれこそが、「あるがままの自分」を受け入れることになるのではな
いでしょうか。

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