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【癒しのことば】Vol.181 2001/3/7
総発行部数:5382部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~土の毎日お届
けします。
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「家族のあいだに調和が保てれば、
人生は成功だ」
-- アメリカインディアン・ウテ族の格言 --
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昔、ある国の川辺に、ひとりの粉ひき男が住んでいました。
男は、朝まだ暗いうちから水車小屋へでかけ、日が暮れると家に帰りま
す。
そして、
「私は、世界でいちばんしあわせ者~」
といつも楽しそうに歌いながら粉をひいていました。
雨が降ろうが、雷が鳴ろうが、この男の歌声が聞こえない日はありません。
いつしか人々は、男のことを「しあわせの粉ひき男」と呼ぶようになり、そ
の評判は、国中に広がることになりました。
やがて「しあわせの粉ひき男」の噂は、国王の耳にまで届くようになったの
です。
「そんなしあわせ者なら、いちど見てみたいものじゃ」
国王は、側近にそう仰せつけられ、男が働く水車小屋まで、家来を引き連れ
てお尋ねになられました。
「私は、世界でいちばんしあわせ者~」
国王の一行が、水車小屋に近づくと、なるほど男が歌っているのが聞こえて
きます。
その本当に楽しそうな歌声に、一同は聞き惚れてしまいました。
国王は、男を自分の前にお呼びになり、こう尋ねました。
「お前は、なぜそのように毎日がしあわせなのじゃ?」
男は、すぐに目を輝かせて答えます。
「私は、妻を愛しています。子どもを愛しています。友達を愛しています。
妻も私を愛してくれています。子どもも友達も、私を愛してくれています。
私は、仕事を愛しています。ただ、それだけのことでございます」
国王は、それを聞くとウーンとうなりました。
「お前のそのボロボロの服は、わしの黄金の王衣よりもすばらしい。本当に
うらやましいものだ・・・」
と思わずため息を漏らしたということです。
どういうときに、うれしさや満足感、そして幸福感を持つかは、人それぞれ
でしょうが、誰でも何かに感謝したり「ありがたい」と気持ちがしたときに
は、しあわせを感じるのではないでしょうか。
よく人間関係は、「ギブ・アンド・テイク」といわれます。
普通、感謝や「ありがたい」という感情は、自分がしたこと(ギブ)よりも、
してもらったこと(テイク)が多いときに感じるものですね。
つまり、いつも感謝できる人は、もらっていること(テイク)が多いと感じ、
不満を持っている人は少ないと思っているようです。
感謝する人は、テイクが多いのだから、当たり前のように何かをしてあげる
(ギブ)することができ、不満を持つ人は、こんなにしてやっているのに、
とギブを出し惜しみするようになります。
すると、ますます感謝できる人のところへテイクは集まり、不満を持つ人の
ところからは、逃げていってしまいます。
ギブ・アンド・テイクの法則とは面白いもので、ギブを大きくすれば、テイ
クもますます大きくなっていくのです。
どちらがしあわせで、どちらがそうでないかはすぐにわかりますよね。
しあわせな人は知っているのです。
自分がどんなに、テイクされているか。
自分が生まれてくるために、この世界があり、愛する人が存在してくれてい
る。
そして、生きているということ。
それを感じたら、本当にしあわせで感謝できますよね。
もっともっとしあわせになるために、まずは、家族に大きなギブしてあげる
ことからはじめてみてはいかがでしょうか。

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