No.179 アブラハム・マズロー

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【癒しのことば】Vol.180 2001/3/6        
   総発行部数:5370部

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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~土の毎日お届
 けします。
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 「過去を悔やみ、未来を案じるのも結構だが、行動できるのは今だけだ」

        -- アブラハム・マズロー(アメリカの心理学者)--


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 ある日、ブッダは、弟子たちにこう教えを語られました。

 「この世において、どんな人にも成し遂げられないことが5つある。
  ひとつは老いていく身でありながら、老いないこと。
  ふたつは、病む身でありながら、病まないこと
  3つには、死すべき身でありながら、死なないということ。
  4つには、滅ぶべきものでありながら、滅びないこと。
  5つには、尽きるべきでありながら、尽きないこと、である」

 避けがたいことは避けがたいという当たり前のことを知り、愚かな悩みを持
 たないことが、楽に生きていくためには必要なようです。

 でも多くの人は、この成し遂げられないことに突き当たり、自分の未来に対
 していたずらに苦しんでしまいます。

 さらに私たちは、死や病など避けがたいことだけでなく、今やっていること
 がうまくいくだろうか、人にどう思われるだろうかあれこれ気にしてしまい
 ます。

 
 また、仏教のなかに因果応報という概念があり、すべての「結果」は「原因」
 があって生じると教えられています。
 いい結果は、いい原因によって生まれますし、悪い結果は悪い原因がその元
 にあるのです。

 この教え自体は、もちろん正しく、この当たり前のことを知り、良い結果を
 成すために、良いことを行おうということは大切です。
 
 しかしやはり多くの人は、何かに行き詰まると、自分の過去に行ったことに
 原因があると、自分を責めてしまうようです。


 変えることができない「過去」をくやんだり、どうなるかわからない「未来」
 を思い悩んだりするよりも、「今」を生きて行動することこそが重要です。
 
 それが自分の思うような人生を作り上げていくことになるのですから。
 そして、私たちが行動できるのは、「今」しかないのですから。

 これだって、誰でも知っている当たり前のことですよね。

 こんな話があります。
 唐の時代の詩人である白楽天が、ある禅師に
 「仏教とは、どんな教えですか?」
 と尋ねると、禅師は、こう答えたました。
 「悪いことをしないで、良いことを行い、よりよく生きていくということで
 す」
 
 それを聞いた白楽天は、嘲笑します。
 「なんだ、そんなことなら、3歳の子どもでも知っていることですよ」

 ところが、そんな白楽天を、禅師は一喝します。
 「3歳の子どもでも知っていることだが、80歳の老人でもこれを行うこと
  が難しいのだ」


 難しいからこそ、生きていること自体がいつも学びの場なのでしょうね。
 心がけて、「今」を楽しんでみましょうよ。

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このページは、shinが2001年3月 6日 13:10に書いたブログ記事です。

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