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【癒しのことば】Vol.174 2001/2/26
総発行部数:5137部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~土の毎日お届
けします。
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「ある願望が君の中に生まれる。
その時、君はそれを実現させるパワーが同時に在るということに気付かね
ばならない」
-- リチャード・バック(アメリカの作家)--
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ジョナサンという名前のカモメは、他のカモメたちとは少し違っていました。
他のカモメは、なんだかんだいいながら、今の生活に満足していて、それ以
上のことを求めようとはしないようでしたが、ジョナサンは、もっと高く、
もっと早く飛んでみたいという願望をいつも抱いていたのです。
ジョナサンは、いつしかこんな疑問を持つようになります。
「自分が思った瞬間にどんなところへでも、好きなように飛んでいくために
はどうすればいいのだろう……」
そして、さまざまな経験をしながら、あるときふと答えを掴むのです。
その答えとは、
「自分はすでに、もうそこに到達しているのだ」
ということを知ることだったのです。
ジョナサンは、叫びます。
「そうだ、本当だ!
おれは完全なカモメ、無限の可能性をもったカモメとしてここに在る!」
このお話---リチャド・バックが書いた小説「かもめのジョナサン」は少し前
に大ベストセラーになり、今現在も全世界で1千万人以上の人に親しまれて
います。
でも、はじめからそんな評価を得ていたわけではなかったのでした。
リチャード・バックは、いくつもの職業を転々としながら、いつしか作家に
なることを目指して、小説や詩を書き続けていました。
そして、会心の作品「かもめのジョナサン」を書きあげます。
その原稿を、たくさんの出版社に持ち込んでみますが、どこもまともに取り
上げてくれはしなかったのです。
それでも彼には、この作品こそ、多くの人に読まれるべきものだという確信
がありました。
だからどんなに出版社に断られても、こんなものが売れるはずはないよと笑
われても、けっしてあきらめようとはしなかったのです。
彼は毎日、自分の本が評判になって、たくさんの人に読まれるベストセラー
になっているところをイメージし続けたのです。
それから10年近くが過ぎたころ……
アメリカの西海岸に、ヒッピーと呼ばれる若者たちが集いはじめました。
彼らは、物質主義の社会に反抗し、本当の自由を求めていたのです。
その彼らの間で、バイブルのように読まれていた本がありました。
その本こそ、リチャード・バックが自費出版した「かもめのジョナサン」だ
ったのです。
その後、この本は出版社の目にとまり、大きく世界に羽ばたくことになりま
す。
彼がこの本に託したのは、誰にでも“無限の可能性”があるし、どんな人だ
って望むものはすべて手に入れることができるよというメッセージだったの
でしょうね。
カモメが、自分は今のままで完全だし、自分が思うように飛べるのだと気づ
いたように、私たちだって、いつでも完全で、思った通りに人生を生きてい
くことができるのです。
私たちが心に描くものは、必ず手に入れることができます。
それだけのパワーが、私たちには存在しているのです。
あなたは今、どんな夢を実現させるために、羽ばたこうとしていますか?

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