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【癒しのことば】Vol.162 2001/2/8
総発行部数:4569部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~土の毎日お届
けします。
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「人生は一冊の書物に似ている。
馬鹿者たちはそれはパラパラとめくっているが、賢い人間はそれを念入り
に読む。
なぜなら、彼はただ一度しかそれを読むことが出来ないのを知っているか
ら」
-- ジョン・パウル --
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誰にでも1日は24時間あるはずなのに、自分だけが20時間くらいしかな
いと思っている人はいませんか。
毎日あっという間に時間が過ぎて、気がつくと1日が終わっている。
やりたいことや大きな夢があっても、それに費やす時間がない。
もっと時間が欲しい……
もちろん、毎日の自分の仕事に精進することは大切なことです。
でも、大きな夢を持ち、それに向かって少しずつでも進んでいくことができ
れば、もっと生き生きとやっていけるのではないでしょうか。
航空・宇宙工学が専門の糸川英夫博士は、人生の後半になってからストラデ
ィバリウスをしのぐバイオリンを完成させました。
博士は、ベートーベンやモーツアルト等の楽譜を調べ、波動方程式で解いて
いくということからはじめ、ついには、名匠といわれる職人とは全く違った
アプローチでこのバイオリンを完成させたのです。
この"ヒデオ・イトカワ号"と名付けられたバイオリンが完成するまでには、
実に45年もの歳月が費やされたそうです。
この経験から糸川博士は、「98プラス2」という方式を提唱しています。
新しいものを創りだすためには、かなりの時間がかかります。
といって、毎日それにばっかり時間をかけていることは、よっぽど恵まれた
人以外は難しいでしょう。
そこで、1日の時間の98%は、今日明日という目先のことに使います。
残りの2%を将来の新しい創造のために使おうというものです。
24時間の2%といえば、30分ほどです。
この30分をどれだけ生かすかによって、毎日が全く違ってくるのです。
30分だって時間を作るのは難しいと思う人は、仕事や学校に費やす時間と
睡眠時間を引いた残り8時間の2%でもいいのではないでしょうか。
だとしたら、たった10分くらいです。
だれにとっても1日は24時間ですが、そんな時間を持つだけで、毎日が生
き生きとして、本業の仕事だっていい成果がででくるようです。
わずか2%を生かすだけで、残りの98%も活きてくるのです。
何をやったらいいか分からないという人は、自分が関心を持つ分野の本を読
んだり、それについて考えるというようなことから始めてもいいのではない
でしょうか。
わずか10分でも自分のための時間を持つことが、人生の書物を楽しみなが
ら読む秘訣といえるようですね。
あせらず念入りに読んでみれば、いろいろな発見があるかも知れませんよ。

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