No.156 ベーコン

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【癒しのことば】Vol.157 2001/2/1        
   総発行部数:4321部

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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~土の毎日お届
 けします。
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 「人生は道路のようなものだ。
  いちばんの近道は、普通いちばん悪い道である」

              -- ベーコン(イギリスの哲学者)--


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 雨の日に、外回りの仕事に出ることは、とても大変です。
 冬は、冷たい雨で凍えそうになりますし、夏は夏で蒸し暑く、雨と汗で身体
 がじとじとして、不快でたまりません。

 誰しも、何かと理由をつけてサボりたくなってしまいますね。

 ある訪問セールスをされている方から聞いた話ですが、雨の日の営業活動に
 も、3つの選択肢があるそうです。

 1.雨が降っているから、外をまわるのをやめて喫茶店で時間をつぶそう。
 2.みんなが行くから、仕方なく営業に出ることにしよう。
 3.雨の日こそ、がんばるぞ、と自分を奮い立たせよう。

 どの選択肢を選ぼうとも、全く同じ時間を過ごすのですが、1日が過ぎてみ
 ると、気持ちが全くちがって感じられるそうです。

 サボって過ごした1日は、時間を無駄にしてしまったという後悔ばかりが残
 りますし、同僚が成績をあげてるのを見たりすると、強い自己嫌悪を感じて
 しまいます。

 また、いやいや外回りをしていると、早く終わらないかなとばかり考えて、
 苦しい1日になってしまいます。
 そして「こんな雨の日には、売れるはずがないよ」という気持ちになるため
 か実際にも、さっぱり売れなくて疲労感ばかりが残るそうです。

 ところが、雨の日に積極的な気持ちでセールスに向かうと、いつもよりも、
 気持ちよく仕事ができるということです。
 たしかに、はじめはイヤだという気持ちも湧いてきますが、思い切って外へ
 出てみれば、普段気づかないようなことも見えてくるそうです。

 さらに、雨の日には、お客さんが家にいることが多いですし、こんな雨の中
 を気の毒に思うのか、いつもよりいい結果を残すことができるようです。
 「ご苦労さんね」
 というひとことが、晴れている日よりも、もっと心にしみるということです。

 また仮に、売り上げがなかったとしても、よくがんばったという充実感があ
 り、仕事が終わった後のお酒がとてもおいしいそうです。


 同じことをするのでも、イヤだと逃げる気持ちがあれば苦しくなりますし、
 自分から立ち向かっていけば、得るものも多いようですね。

 人生だって、同じです。
 楽しいこと、自分がワクワクすることだけを選んで生きていくことができれ
 ば、それに越したことはありません。
 でも誰でも、立ち向かわなければならないこと、直面しなくてはならないこ
 とがあります。
 
 よく「楽しい」ことと、「イヤなことから逃げる」ということを混同してい
 る人がいますが、これは同じではありません。

 あえて、苦しいと思えるような道を選んでみると、普段見えないようなこと
 も見えてくるのかも知れません。
 苦しいときにがんばったという感動と経験は、楽をしているときの何万倍も
 の価値があるようです。
 
 そしてそれこそが、自分が本当にワクワクすることを発見するための、近道
 になるということも、多いようですね。

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このページは、shinが2001年2月 1日 12:14に書いたブログ記事です。

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