======================================== http://www.unicorn.ac/ ======
【癒しのことば】Vol.155 2001/1/30
総発行部数:4305部
======================================================================
※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~土の毎日お届
けします。
----------------------------------------------------------------------
「だけど、目では、なにも見えないよ。心でさがさないとね」
-- サン・テグジュペリ(星の王子さまより)--
----------------------------------------------------------------------
人は他の人に対し、いろいろな評価をしています。
あの人はいい人だ、鬱陶しい人だ、すばらしい人だ、ダメな奴……
そして、自分に対しても、やっぱりいろんな評価をしているようです。
私は、積極的だ、消極的だ。
明るい、暗い。
しっかりしている、だらしがない。
いい人だ、悪人だ……
でも、あなたが思っているあなたは、果たして本当のあなたなのでしょうか?
私たちは、生まれてからずっと家庭で、学校で、会社で比較されて育ってき
ました。
そしてひょっとしたら、いつしか他人との比較でしか自分を見ることができ
ないようになってしまっているのかも知れません。
聖書にこんな話があります。
エルサレムの神殿前に置かれた箱に、人々が献金していきます。
それを見ていたイエスが、弟子たちにこう問います。
「彼らのなかで、誰がいちばんたくさん入れたと思うか?」
弟子たちが考えあぐねていると、イエスはこんなことを言いました。
「実は、あの小銭を投げ入れた貧しい女こそ、他の誰よりも多くを入れた。
なぜなら、他の者たちは、有り余っているもののなかから入れているが、あ
の女は、乏しいなかから持ち金をすべて入れていたからである」
イエスが教えたのは、目には見えない真実です。
私たちは、ちゃんと目を開けて見ているつもりでも、自分の価値観やものさ
しというフィルターを通してしか、ものを見ることができません。
これは正しい、間違っている。
あの人はいい人だ、わるい人だ。
というのも、私たちの、心の鏡に写ったものを見て、判断しているのに過ぎ
ないのです。。
別の人が見たら、また別の判断があるのでしょう。
といって、先入観を廃した、客観的な事実が真実かというと、どうやらそれ
も怪しいようです・
聖書の話でも、数量的には、その女の人よりも、たくさんお金を入れた人が
いくらでもいたでしょう。
それは事実かも知れません。
でも、事実が証明できたとしても、あの女の人が、いちばん多く献金したと
いうのは紛れもない真実のようです。
真実は、心の目を開いて見る必要があるようですね。
そのためには、あなたが、どう感じるか、どう思うかということを大切にす
る必要があるようです。
あなたは、自分のことをどういう人間だと見ていますか?
自分をこれだけの人間だ、と限定しているとやっぱり、それに応じた人生を
送ることになってしまいます。
もし、今の自分に満足できないとしたら、ちゃんと本当の自分を見てあげて
ください。
他の人の評価なんかどうでもいいのではないでしょうか。
学歴、どんな会社へ行っている、収入がいくら、容姿……
そんなものさしだって、あんまり意味がないようです。
あなたの真実は、あなたしか見えないのですから。
あるがままのあなた。
それをちゃんと受け入れることができれば、今のあなたがが最高だというこ
とが、きっと見えてくるのでしょうね。

コメントする