No.153 金子みすず

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【癒しのことば】Vol.154 2001/1/29        
   総発行部数:4272部

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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~土の毎日お届
 けします。
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「みんなちがって、みんないい」

                   -- 金子みすず(詩人)--


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 「私は、人よりも劣っている……」
 と劣等感の悩みを、よく口にする人がいますが、そういう人に限って本当は
 うぬぼれが強い人が多いようです。

 そんな人は、ものごとがうまくいっているときには、自分は人よりもすぐれ
 ていると思いこみ、まわりの人を見下してしまいがちになります。
 逆に、ちょっとうまくいかないと、
 「やっぱり自分はダメなんだ……」
 と落ち込んでしまいます。

 だから、心が傷つくのを恐れて、はじめから「自分は劣っているんだ」と、
 自分に言い聞かせているのです。
 そう思っていれば、うまくいかないのは当然だと、自分を正当化できますよ
 ね。

 あるいは、世の中に背を向けるような態度をとっている人ほど、世俗的な成
 功に対する欲望が強いということも言えるようです。

 人よりも欲望が強いから、それが満たされないときには、普通の人以上に、
 深く傷つくことになります。
 それを避けて自分の心を守るために、世俗的な成功に関心が無いようなポー
 ズをとっているというケースが多いのではないでしょうか。
 
 人間の心理とは面白いもので、いちばん軽蔑していたり、否定しているもの
 が、自分がいちばん望んでいるものだということがよくあるようです。

 これは潜在意識的な自己防衛の手段なのでしょうが、これでは心が深く傷つ
 くことは防げても、とても自分を小さく制限してしまうことになってしまい
 ますよね。

 こういう葛藤に悩んでいる人に共通していることは、ものごとを1面からし
 か見ていないという傾向があるということです。
 いいものか悪いもの、「はい」か「いいえ」、合格か不合格、黒か白・・・
 そんなふうに、どちらかの面だけを見てしまっているようです。

 劣等感もうぬぼれも、ものの1つの面ですし、世俗的な成功と失敗も、もの
 の1つの面にしかすぎません。

 でも、3次元の世界に生きている我々には、すべてのものは、YESかNOのどち
 らかの2面で割り切れるものではありません。
 その間には、さまざまな面が存在するのです。

 そして、すべての面が,そのものが存在するために必要なのです。

 そのいろいろな面を見て受け入れることができれば、私たちの世界も広がり、
 もっともっといろいろなことが見えてきます。
 そして、本当に楽に生きていくことができるようになるでしょう。


 世の中には、いろんな人がいます。
 そのすべての人が、いろんな面をもって輝いています。
 もちろん長所もあれば短所もあります。
 だからすばらしいのです。

 みんなちがって、みんないい。

 もちろん、あなただって……

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このページは、shinが2001年1月29日 12:11に書いたブログ記事です。

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