No.114 三宅 雪嶺

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【癒しのことば】Vol.114 2000/11/21        
   総発行部数:3353部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
 けします。
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 「できるかできないか分からぬ時は、できると思って努力せよ」
                                    
                          -- 三宅 雪嶺 --
       
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 終戦後すぐの頃に、二千年ほど前の弥生時代のものと推定されるハスの種が
 発掘されたことがありました。

 そのハスの種は、カラカラに乾ききっていて化石のように見えたので、ほと
 んどの人は、当然この種はもう死んでいるとしか思いませんでした。
 何しろ二千年も前の種なのです。
 彼らは、この種に学問の資料的な価値以外のものを見ることはありませんで
 した。

 でも、たった1人だけ、このハスの種に生命の可能性を感じた学者がいたの
 です。
 彼は、ひょとしたらこの種は生きているかも知れない、いやきっと蘇るに違
 いないと信じたのです。

 そして彼は、まわりの学者に奇異の目で見られながらも、種に水を与えまし
 た。
 
 「大丈夫、きっと生きている」
 彼はそう信じて、いろいろと種の世話を続けたのです。

 結果的にはこの種は、どんどん水を吸って大きくなり、ついに二千年の時間
 を超えて芽を出しました。
 
 このハスは、学者の名前をもらって「大賀ハス」と呼ばれ、現在では株が日
 本全国に広がって、各地で美しい花を咲かせています。

 このハスの種を蘇らせたのは、ひょっとしたら大賀博士の信じるこころかも
 知れませんね。
 「絶対生きている」という信念と、古代のハスを現代に蘇らせようという努
 力が、きっとハスの種をねむりから目覚めさせたのでしょう。

 逆に、私たちが新しい種を手に入れたとしても、その命を見ずに、水を与え
 ることをしなければ、やがてその種は朽ち果てるでしょう。

 
 これは、私たちの夢や目標についても言えるのではないでしょうか。

 「大丈夫、必ずできる」
 「きっとうまくいく」
 と信じることが、私たちの眠っていた潜在能力を目覚めさせ、それを実現さ
 せる原動力になるようです。

 そして、あなたが何か夢や目標を持っているとしたら、それはあなたがそれ
 を実現できる可能性を秘めているからこそなのです。
 できると信じることが、あなたの可能性を目覚めさせることになるのです。


 「大賀ハス」は、美しい花を咲かせることを二千年も夢見続けて、それを実
 現させたのです。
 それを思えば、あなたも自分の本当の夢を信じて、もう少しがんばれますよ
 ね。

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このページは、shinが2000年11月21日 10:48に書いたブログ記事です。

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