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【癒しのことば】Vol.103 2000/11/6
総発行部数:3172部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
けします。
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「何が幸せか、何が不幸か……
かたちのあるようでないもの。それはやはり、それぞれの人の心の中にあ
るものではないだろうか」
-- 石井 ふく子 --
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日本語の中で1番美しいのは、「ありがとう」ということばのようです。
そう言われてみれば、「ありがとう」と言ったあとは何となく気持ちが良く、
清々しい感じがしますよね。
実際に、水に「ありがとう」と声をかけて、氷結させたものを、顕微鏡で見
てみると、実にきれいな結晶が観察できるそうです。
これは偶然ではなく、他のことばをかけてみても、そんなにきれいな結晶が
できないばかりか、否定的なことばで試してみると、結晶は、乱れてバラバ
ラになってしまうという実験結果が発表されています。
また、毎日百回くらい、「ありがとう」と1週間も言い続ければ、身体の免
疫力が上がって、どんな病気だって治ってしまうと聞いたこともあります。
「ありがとう」は、美しいだけでなく、神秘的な力もあるようですね。
ところで、「ありがとう」はもともと「有難う」と書き、「有る」ことが
「難しい」こと、つまり、希にしかない物や出来事に対しての感謝の意を表
していたようです。
でも同時に、「難」が「有る」というふうにも、読めますよね。
「難」つまり、わざわいや障害、失敗などが「有る」のがなぜありがたいの
でしょうか。
これはたぶん、壁にぶつかったときや失敗してしまったときこそが、私たち
が、いろいろな気づきを得たり、本当に成長できる機会だからでしょうね。
困難を与えられて、それを乗り切ることによって、人は大きくなれる。
問題や障害は、捉え方によってはすばらしいものなのかも知れません。
これだって充分、「有難い」し、「ありがたい」ことなんですね。
宝石は、磨かれて続けてはじめて、本来持っている輝きを発揮することがで
きます。
人間だって、うれしいことでも悲しいことでも、楽しいことでもつらいこと
でも、どんなことでも起こることすべてを、逃げたり、こだわったりせずに
ただ受け入れて行けば……
本当に磨かれて、大きく成長していくことができるのです。
この世に生まれて、こんな機会が与えられているなんて、本当に「ありがた
い」ことですよね。
私も、こころとからだの健康のために、毎日百回とまでは行かなくても……
できるだけ「ありがとう」と言うように心がけようと思っています。

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