No.98 エマーソン

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【癒しのことば】Vol.98 2000/10/30        
   総発行部数:3089部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
 けします。
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 「人間はただ自分自身の仕事を成し遂げたと言いうるとき、自分の労働に魂
  を打ち込み、できるだけよく最後までやり抜いたと言いうるとき、そのと
  きはじめて幸福である」
                                    
                        -- エマーソン --
       
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 書道の世界で、こんな研究があります。

 たとえ技術は未熟でも、全神経をこめて一生懸命に書いた字を、電子顕微鏡
 で数万倍に拡大してみると、墨の粒子がきれいに並んで見えるそうです。
 また、その1粒1粒がとても活き活きしているように感じられるようです。

 逆に、いくら上手な人が書いた立派な字でも、心が入っていないと、墨の粒
 子は乱れてしまっていて、活力も感じられないのだそうです。


 ともすれば、私たちは人が見ている時には、きちんと仕事をし、誰も見てい
 ないと手を抜いてしまい勝ちになってしまいます。

 でも、誰も見ていないと言っても、実は、1番肝心な人が見ているのです。
 そう、自分自身がいつも、どんな時でも見ています。
 人の目はごまかせても、自分はそうはいきませんよね。

 もっと人生を充実させるためには、自分が自分について、本当に自信を持て
 るかどうかということが大切になってくるようです。

 できれば、仕事に限らず、どんなことをする時でも、他の人の目を気にする
 よりも、自分自身が納得できるかどうかを基準に考えてみてはどうでしょう
 か。

 もちろん、完璧にしようとか、うまくやり遂げなくてはならないなどと考え
 る必要はありません。
 結果についても、あまり気にしなくてもいいようです。
 うまくいくときもあれば、そうでないときもあります。
 
 それよりもその仕事に対して自分自身がどれだけ心を込めることができたか、
 あるいはどんな発見や気づきがあったかということが大事なのです。
 そう、いかに自分が満足できるかどうかが大切なのです。

 その積み重ねこそが、自分自身の成長や自信、そして満足感や幸福につなが
 っていくのです。


 でも……
 誰も見ていないときって、どうしてもサボりたくなりますよね。

 そんなとき、あなたの胸に手を当ててみてください。
 そこには一生懸命に脈動している心臓を感じることができるはずです。

 心臓さんは、誰が見ていようが見ていまいが、あなたが生まれてから何十年
 も、一瞬もサボることなく、文句1つ言わずに働き続けているのです。
 
 それを思えば、もう少しぐらいがんばれますよね。

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