No.75 ベット・ホーランド

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【癒しのことば】Vol.75 2000/9/26         総発行部数:2412部
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを月~金の毎日お届
 けします。
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 「長いこと、今にも本当の人生が始まるものだと思っていたが、いつも障害
  物があってそうならなかった。
  だが実は、障害物が人生そのものだとわかりはじめた」
                                    
                      -- ベット・ホーランド --
       
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 こんなお話があります。

 昔のことですが、ずっと人生の意味を追い求めていた男がいました。
 いろんな賢人の話を聞いたり、本を読んだりしましたが、なかなか人生の意
 味はみつかりませんでした。
 
 ある時男は、ヒマラヤの山中に人生の奥義を極めた人がいるという噂を聞き、
 その偉大な師に会うために早速出かけました。

 男は、その人に会えば、自分が探し求めていたものがすべて手に入ると思っ
 たのです。

 とてもつらい旅を何年も続けた末に、男はついに山の中の洞窟にその人を見
 つけました。
 
 男が見つけたその賢人は、長い間世を捨て、洞窟にこもっていたようで、身
 につけているものといえば、ぼろが2,3枚で、くしゃくしゃの白い髪の毛
 が顔にかかった、やせ細った老人でした。

 男は、老人の前にひざまずいて尋ねました。
 「偉大な師よ、お教えください。人生とは一体、何でしょう?」

 「人生の意味? そんなもの簡単じゃよ」
 老人は、面倒くさそうにこう答えました。
 「人生は、ボウル一杯のさくらんぼにすぎん……」

 それを聞いて男は、驚いて叫びました。
 「ボウル一杯のさくらんぼですって!」

 老人は、しばらく黙っていましたが、やがて、ぼそりと言いました。
 「そうじゃないとしたら、何だと思ったんじゃね・・・」


 人生は何か?
 どう生きればいいのか?
 自分が本当にしたいことは何なのか?

 悩んだり、苦しんだり、胸を痛めたり……
 
 でも、実はそれこそが、本当の人生なんですね。
 それを忘れず、そこで起こっていることを楽しんでみましょうね。

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このページは、shinが2000年9月26日 10:05に書いたブログ記事です。

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