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【癒しのことば】Vol.64 2000/3/8
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを毎日お届けします。
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「多くの人たちが、自己独特の個性を発揮することを忘れて、常に常識の世
界に自分をゆだねているために、自己の可能性を充分発揮することができ
ず、それよりずっと低い生活をしている。
あなたはこの世界において一個の有力な実力者となろうと欲せられますか。
では、“自分自身”になることです」
-- トライン --
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法華経の中の「薬草喩品第五」に、こんなことが書いてあります。
「雨というものは、大地に対して一様にそして平等に降り注ぐものだ。
しかし、その雨の受け取り方は、みんなそれぞれ違っている。
大きな樹木は沢山吸収し、小さな花は少ししか受けない。
そしてまた、それぞれ違った育ち方をするものである。
花にしても、一様に降る雨をそれぞれ違った分量を受け取る。
花の咲かせ方がそれぞれ異なるように、雨の受容の方法も花それぞれである。
薬草も同じ、人間の役に立つこの草花も、一様に降る雨の受容の方法がそれ
ぞれに違うものである」
たとえば、いくらバラの花がきれいだからといって、世の中のすべての花が
バラだったらどうでしょうか?
何か、つまらない気がしますね。
バラにはバラの美しさがあり、桜には桜、チューリップにはチューリップの
魅力があります。
好みはありますが、どれがいい、どれが悪いということはありません。
それぞれが個性を持ち、固有の魅力を持って咲いています。
“自分自身になること”とは、自分の個性を認め、自分が最も能力を発揮で
きることを見つけることではないでしょうか。
どんな花にも、それぞれの美しさがあるように、どんな人にも、きっとそれ
ぞれの役割や才能があるものです。
“自分自身”は案外、自分がよく知っているのかも知れませんよ。

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