No.59 ガードルード・スタイン

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【癒しのことば】Vol.59 2000/3/3
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを毎日お届けします。
 
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 「彼らではなく、私自身の声に従わせてちょうだい」
                                    
             -- ガードルード・スタイン(米国の作家)--
       
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 中国の説話です。

 ある日、兄弟がロバを引いて歩いていました。
 すると、通りがかりの人から「ロバの背が空いているじゃないか。君らは随
 分無駄なことをしているね」と言われました。

 兄はなるほどと思ったので、自分がロバの背にまたがり、弟に手綱を引かせ
 て進むことにしました。

 しばらくすると、また他の旅人が兄に向かってこう言ってきました。
 「君は、弟を思いやる気持ちがないのかね」

 恥ずかしく思った兄は、遠慮する弟をロバの背に乗せ、自分が手綱を取るこ
 とにしました。そして、またしばらく行くと、今度は老人が弟に声をかけて
 きたのです。
 「お前は、何という礼儀知らずだ。兄に手綱を引かせて、自分はロバに乗っ
 ているとは」

 そこで、兄弟は、仲良く二人でロバに乗ることにしました。

 これならもう誰にも文句は言われないと思っていたのですが、今度は何人か
 の通行人が騒ぎ出しました。
 「お前達、なんと可哀想なことをしているのだ。ロバが苦しがっているでは
 ないか!!」

 しかたなく兄弟は、とうとう二人でロバを担いで帰って行きました。

 
 この兄弟が、右往左往してしまったのは、自分たちの基準をはっきりさせて
 いなかったからのようですね。
 ロバを利用するのか、愛するのか、礼儀を守るのが大事なのか、弟をいたわ
 ることを主に考えるのか……

 人はその人なりのさまざまな基準で、いろんなことを言ってくれますが、そ
 の度に従っていると、振り回されてしまいます。
 
 人の意見は参考として聞くことは、もちろん大事ですが・・・
 どうせなら、自分のしたいこと、やっていて楽しいことを基準として、進ん
 で行きたいですよね。

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このページは、shinが2000年3月 3日 09:50に書いたブログ記事です。

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