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【癒しのことば】Vol.33 2000/2/6
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※古今東西の名言から、ストレスを和らげ心を癒すことばを毎日お届けします。
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「われわれは自分に備わっているものをほとんど思うことなく、いつも欠け
ているものについて考える」
-- ショーペンハウエル --
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こんな寓話があります。
二つの大きな街に挟まれたオアシスに、ひとりの老人が座っていました。
そこを通りかかった男が、老人にこう尋ねました。
「これから隣の街へ行こうと思うのですが、この先の町はどんな街ですか?」
すると老人が言いました。
「いままでいた街は、おまえにとってどんな街じゃった?」
男は、しかめっ面をして言います。
「汚くて、人も悪く、嫌な街でした。だから隣の街へ行ってみようとおもう
のです」
老人は、こう答えました。
「おまえがそう思っているなら、隣の街も、汚くて人も悪い街だろう」
しばらくすると、さっきの男と同じ街から、別の男がオアシスを通りかかり
ました。
「隣の街まで行くつもりですが、そこはどんな街ですか」
とその男も、老人に聞きました。
「いままでいた街は、おまえにとってどんな街じゃった?」
老人が言うと、男は答えました。
「とてもきれいで、親切な人ばかりの街でしたよ」
老人は、それを聞いてこう言いました。
「なるほど、おまえがそう思うなら、隣の街も、きれいで親切な人もいるだ
ろうよ」
何を見ているか、何を信じているかによって、実際、住んでいる世界が違っ
てくるものなのですね。結局、どこへ行っても、人は自分が信じている世界
を生きているもののようです。
この話は、それを教えてくれるいるようですね。
あなたは、自分が住んでいる街のことを聞かれたら、どんなふうに答えます
か?
そして……
自分がどんな人かと聞かれたら、どんなふうに答えたいですか?

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